牙騎鱗シングル四番勝負
○真霜拳號(7分10秒 体固め)稲松三郎●
※垂直落下式ブレーンバスター

先週の牙騎鱗の決起を受けて組まれた“牙騎鱗シングル四番勝負”。
稲松とのシングルマッチは、約二年ぶりである。

牙騎鱗としても、稲松個人としても、ここは結果を残したいところだったのだろう。

入場した時点で臨戦態勢。
相当気合いが入っていた。
勢いもあった。

そして、その勢いに乗って放ったと思われる、イス盛り状態にしてのコーナートップから場外へのニードロップは、凄まじいダメージだったが…どうやら、それによって稲松も足を負傷してしまったらしい。

そのため、その後の稲松は勢いが半減。
足の踏ん張りが利かないのか、技の威力も半減。

稲松としては、悔しいところだろう。
相手の攻撃での負傷ならともかく、自分の技で自分が負傷してしまったのだから…。

運が悪かったのか、技術が足りなかったのか、コンディションが悪かったのか…負傷の原因は分からないが、それも実力の内である。

酷な言い方だが、現在の実力はそこまでだったということ。

だが、気持ちは伝わってきた。

この負けと負傷によって退いてしまうならそれまでだが…また這い上がってくるならば、もう一度相手をしてやろう。
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○真霜拳號&円華&房総ボーイ雷斗(14分48秒 無道)TAKAみちのく&JOE&ヒロ・トウナイ●

ポートアリーナ後初の試合は、チームハンサムとの対戦。

TAKA&JOEもポートアリーナでタッグタイトルを奪還し、チャンピオンの揃い踏みとなった試合だが…。

相変わらずチームハンサムは、自分にとってどうでもいい存在である。

タッグベルトを持っているくらいだから、それなりに実力があるのは分かっているが、あまり魅力を感じられない。
実際に戦っても、イマイチ面白くない。
全く闘志が湧き立てられない。

そんなチームハンサムに、なぜトウナイが入っているのか?

K−METALリーグが行われていた頃から思っていた疑問である。

チームハンサムで戦っている時より、K−METALで戦っている時の方が、明らかにいい表情をしていたのだ。
そしてそれは、K−METAL終了後も変わらなかった。

チームハンサムで戦っている時は、どうもリング上の戦いに元気がないように感じていたのだ。

そんなこともあって、この日の試合で少し揺さぶりをかけ、トウナイの真意を確かめようとしたのだが…やはりトウナイは、チームハンサムに窮屈さを感じていたようである。

チームハンサムにいる以上はハンサムスタイルで戦わなければ、という思いが強かったのだろう。

だが、そんなものに縛られる必要は無い。
そんな気持ちで戦っていては、伸びるものも伸びない。
自らの成長を妨げるだけである。
リング上では、もっと自分の思うように戦うべきである。

おそらくトウナイは、チームハンサムから抜けるという選択をするだろう。

これでひとつ、波紋を起こせた…少しだけ、面白くなってきたよ。

試合後には、もうひとつ波紋が起きたが…。

起こしたのは牙騎鱗。

だが、ハッキリ言って行動するのが遅すぎる。

牙騎鱗が結成されたのは、確か昨年末である。

それから半年以上、何をしていた?
ずっと中途半端な位置で戦っていただけだろう?
そんな奴らが、今さら何をしようというんだ?

それでも何かを変えてやると言うならば、とりあえずお手並み拝見させてもらおう。

何をしようが、真霜拳號はビクともしないがね。
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9月13日(土)「武勇伝・九」新宿FACE大会に参戦します。

真霜拳號&滝澤大志 vs 望月成晃&日高郁人

望月選手とは初対決。
同日にブルーフィールドで行われる、CLUB−K3000にも出場します。
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CHAMPION OF STRONGEST-K選手権試合
<挑戦者>○真霜拳號(30分19秒 体固め)火野裕士●<王者>
※垂直落下式ブレーンバスター 王者が3度目の防衛に失敗、挑戦者が第7代王者となる

ご存知の方もいるかと思うが、自分の脚の状態の悪さは慢性的なものである。

そのため、ちょっとしたことで痛みが走ることもあるし、今年の四月頃のように集中的に狙われると、一気に悪化してしまう。

そんな状態なので、いつもサポーターを着けて試合をしているのだが…この試合は約一年ぶりに、一切サポーターを身に着けずに試合に臨んだ。

痛みの緩和や予防よりも、動きやすさを優先。
そして、何の制限も無く、現時点での100%の蹴りを出せるように。

火野はそれだけの相手である。

結果として試合前よりも脚の状態は悪化したが、それは覚悟の上。
火野を力でねじ伏せて勝利しベルトの奪還に成功したのだから、その代償としては安いものである。

いろいろと思うところのあった試合だったが…とにかく、今言えるのはひと言だけ。

チャンピオンに相応しいのは、真霜拳號である。
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いよいよ明後日である。

★CHAMPION OF STRONGEST−K選手権試合★
《王者》火野裕士 vs 真霜拳號《挑戦者》

四月のタイトルマッチから、立場を変えての再戦となるのだが…正直なところ、このベルトに挑戦するのはもっと先のことと考えていた。

徐々に良くなってきているとはいえ、未だ膝は完治しておらず、まだ納得のいく動きが出来ていないからだ。
挑戦するのは、自分の動きがしっかり出来るようになってから、と考えていたのである。

だが、チャンピオンの火野が『トーナメント優勝者の挑戦を受ける』と言ったことにより、STRONGEST−K'08トーナメントに優勝した自分が挑戦者に。

ならば、思っていたよりも早くなってしまったが、遠慮なくベルトを獲り返しに行かせてもらう。

完治はしていなくとも、普通に歩くのもキツかった四月頃に比べれば随分良くなっている。
それに、火野のトーナメント不出場という行動に腹が立っていたところでもあるのでね…。

確かに、『チャンピオンが最強なんだから、トーナメントなど出る必要は無い』という火野の主張は分からなくもない。

だが、それならばトーナメントに出場し、優勝すればいいことである。
そうすることで、火野の主張が正しいと証明できるのだから。
その上で来年のトーナメントに出場しないのであれば、誰も文句は言えないだろう。

それに、トーナメントにはトーナメントの価値がある。
トーナメントはKAIENTAI DOJOにベルトが作られる前から、旗揚げの年から行われているのだ。
それだけの歴史があるし、それだけの優勝者がいる。
第一回から出場し続けている自分にしてみれば、ある部分でベルト以上の価値があるものなのだ。

だから今回のタイトルマッチは、挑戦者ではなく、トーナメント優勝者として臨ませてもらう。

火野の強さはよく分かっているが、それでも挑戦という意識は無い。
あくまで対等の立場での戦い。
どちらも背負うものがある状況で、どちらが最強かを決めようじゃないか。

火野が相手では、さすがに“絶対に勝つ”という宣言は出来ないが…四ヶ月前に言った言葉を、もう一度言っておく。

チャンピオンに相応しいのは火野裕士ではなく、真霜拳號である。
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