真霜拳號&○円華(19分32秒 ランヒェイ)滝澤大志&ヒロ・トウナイ●

次週にタッグタイトルマッチを控える滝澤&トウナイ。

この一戦は、彼らにとってはタイトルマッチを仮想した試合だったのかもしれない。

集中力も感じたし、勝とうとする意思も感じた。

が、同時にまだ真霜&円華に勝つには足りないものも多く感じた。
円華が腕を負傷していただけに、余計にである。

腕を真っ直ぐに伸ばすことが出来ないくらい…そして、テーピングをせざるを得ないくらい痛めていた円華の右腕を、彼らは試合終盤まで一切攻めることが無かった。

何か考えがあってのことだったのかもしれないし、戦前の彼らの作戦に、円華への腕攻めが無かったのかもしれない。
だが、入場してきた円華のテーピングを見た時点で、そこを攻めることを考え、実行に移すべきである。

滝澤&トウナイには、その辺りの臨機応変さが全く無かった。

それでは、いつまでたっても真霜&円華には勝てないだろう。

だが、だからと言ってタイトルマッチにも勝てないかというと、そういうわけでは無い。

なぜならば、現チャンピオンチームはTAKA&JOEだが、実力的には真霜&円華の方が総合力で上回っているからである。
今の滝澤&トウナイならば、真霜&円華には勝てなくても、TAKA&JOEに勝つことは十分に可能だと思う。

TAKA&JOEの力は、明らかに落ちてきている。

滝澤&トウナイにとって、チャンピオンチームがTAKA&JOEというのは、大チャンスなのである。
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真霜拳號&○Quiet storm(12分20秒 片エビ固め)JOE&サイコ●
※フィッシャーマンバスター

この日をもって、石坂鉄平が引退。

当然、この興行は石坂の引退試合がメインであり、それに伴って石坂がマッチメークした、この日ならではの試合が売り。

そういう状況の中で組まれたこの試合。

たいした意味も無い試合に思えるが、自分もJOEもサイコもKAIENTAI DOJO二期生。
石坂鉄平の同期である。

加えてQuiet stormも、KASHIWA DOJOのメンバーというだけで参加しているのではなく、少しだけプエルトリコ時代に関係のある人物でもある。

そんな訳で、個人的には十分に意味のある試合。

だが、それでもやはり、この試合はおまけにすぎない。

だから特に何か書く必要も無いだろうが…とりあえず、Quiet stormは頼りになる男である。


そして、本来書くべきことであろう石坂鉄平について。

だがこれも、特に書くことが無い。

レスラー石坂鉄平とは、特に抗争したことも無く、大きな試合で当たったことも無く、チームとして組んでいた時期も無い。
レスラー真霜拳號にとっては、いてもいなくても変わらない、どうでもいい存在。

とは言え、それはリング上でのこと。
リング外は、また別の話。

…のはずなのだが、こちらも特に書くことが無い。

いろいろと思うところや思い出すこともあるにはあるのだが…どうも迷惑かけられたことばかりが思い出されて、こういう時に書くような良い話が出てこない。

そして、それらを形に残るところで書くのはいろいろと問題がありそうなので…。

まぁ、とりあえず石坂鉄平、入門から約7年半お疲れさま。
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十嶋くにお&○Mr.X&サイコ&柏大五郎(16分50秒 片エビ固め)真霜拳號&円華●&房総ボーイ雷斗&房総ボーイレフト
※DICK DEE

牙騎鱗とのチーム戦。

牙騎鱗は相変わらず、まとまりがあるのかないのか、よく分からないチームだ。
バラバラのようにも感じるし、妙にまとまっているようにも感じる。
不思議なチームである。

だが、先日の後楽園ホールではオメガを破り、今日も勝利した。
ここに来て結果を残し始めたということは、行動を起こした時からの勢いを加速させているということだろうし、それだけ彼らも本気ということだろう。

とは言え、全く脅威には感じない。

個人的には牙騎鱗のメンバーには、どこにも負ける要素を感じないし、まだ自分の視界には入ってきていないと言っていいだろう。

脅威に感じることがあるかどうかは、これからの牙騎鱗次第である。
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真霜拳號&○滝澤大志&ヒロ・トウナイ(15分3秒 エビ固め)TAKAみちのく&JOE●&望月成晃
※タイガードライバー

そして本番。

前日、あまり絡むことが出来なかったこともあって、狙いは望月成晃のみ。

向こうがタイトルマッチにつなげようとしているのは分かっていたので、ここで直接ピンフォールなりギブアップなりを取って、この戦いは終わらせるつもりでいた。
望月成晃の思い通りに事が運ぶのは、面白くないんでね。

しかし、結果的には向こうの望み通り、タイトルマッチが決定。

まぁ、この日の戦いで、タッグマッチで何度やってもしょうがないとは感じたので、これはこちらも望むところである。

この二日間の二連戦で感じたことは、望月成晃はTAKAみちのくによく似ているということ。
ファイトスタイルこそ全く違うものの、その他の部分には共通点が多い。

蹴りをいなすのが上手いところ。
お客さんを味方に付けるのに長けたところ。
しゃべりで全てを持っていくところ。

他にもいろいろあるが、それらを総合して言えることは…自分にとって、気に入らない相手だということである。

11月3日・後楽園ホールで行われることが決まった、望月成晃とのタイトルマッチ。
ベルトがかかっていることを差し引いても、負けるわけにはいかない。


そして、この試合でもうひとつ、タイトルマッチが決まった。

10月4日・ブルーフィールド、TAKAみちのく&JOE vs 滝澤大志&ヒロ・トウナイ。
S−Kタッグタイトルマッチである。

少し前までならば、確実にチャンピオンチームの防衛となったであろうが、今の滝澤&トウナイならば、TAKA&JOEに勝つのも不可能では無い。

それはTAKA&JOEがすでに下り坂に入っていると感じるから。
上り坂の真っ只中にいる滝澤とトウナイならば、いつ力関係を逆転させてもおかしくは無い。

現に、滝澤はJOEから完璧な3カウントを奪っている。
タイトルマッチまで三週間ほどしか時間は無いが、その間にも、さらに実力差を縮めることは可能だろう。

ここは滝澤&トウナイのタイトル奪取に期待したいと思う。
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○望月成晃&日高郁人(14分33秒 キャメルクラッチ)真霜拳號&滝澤大志●

二試合目。

ブルーフィールドから新宿FACEに移動しての試合だったのだが、途中、渋滞に巻き込まれたこともあって、予想以上の時間がかかってしまった。

セミファイナルが始まろうかという時に、ようやく会場入り…かなりバタバタしてしまった。
途中で試合時間に間に合わないことも覚悟し、その時はどうすべきかも考えていたくらいである。

そんなわけで当然、試合までの時間も無く、会場入りしてすぐにコスチュームに着替える。
そして着替え終わったらすぐに入場口へ。

ここまでバタバタしたのは久しぶりのこと。
正直言って、試合のことよりも試合前のバタバタっぷりの方が印象に残っているくらいだ。
本来、こういうことはあってはならないのだが、若い滝澤にとっては、これもいい経験になったのではなかろうか。

試合の方は、この日が望月成晃との初対決。

望月成晃は以前にKAIENTAI DOJOに数回ながら参戦したことがあり、その時の試合から、どういう選手かイメージしていたのだが…実際に対戦してみると、そのイメージとは随分違う印象を受けた。

そして、試合前には蹴り合いをして蹴り勝ってやろうと考えていたのだが、少し考えが変わった。

蹴り合いをするよりも、あの蹴りを完璧に封じ込めてやりたいという欲求が湧いてきた。

まぁ、この日は実際に絡んだ時間も短かったし、あくまで予告編。
本番は翌日、KAIENTAI DOJO後楽園ホール大会である。
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