HIROKI&○真霜拳號(16分24秒 首固め)稲松三郎●&バンビ

デビュー以来これまでの間、やろうと思えば出来るのに試合では一度も出したことが無い、という技やテクニックがいくつかある。

なぜ出さないかといえば、単純に出す機会が無かったり、その技が好きじゃなかったり、出したところで自分には合わないと判断しているものだったり…あるいはいつか、ここぞという勝負どころで使うために隠しているものであったり…理由は様々ながら、共通して言えるのは、その技やテクニックを出さずとも、今のところ十分に勝負出来るということ。

が、その使っていないテクニックの一つを、この試合では解禁した。

と言っても、解禁したのはたいしたものでは無く…急所蹴りである。

最初はそんな気は無かったものの、試合中、未遂も含めて何度か急所蹴りをくらったために、意趣返しとして使った次第である。

まぁ、正確に言えばただの急所蹴りではなく、急所蹴りからの丸め込みを使ったわけだが…。

どんなに強いレスラーであっても、急所に攻撃をくらえば、必ず動きが止まるものである。

その動きが止まった一瞬を逃さずに完璧な形で丸め込みを決めれば、急所へのダメージで力が入り辛いことも相まって、3秒間押さえ込むのは簡単なこと。

実に合理的な攻め方である。

しかしながら、個人的に急所蹴りは好きでは無い。

ということで、解禁はしたものの、今後もまたしばらく使うことは無いでしょう。
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