真霜拳號&○関根龍一<2点>(17分51秒 エビ固め)滝澤大志●&梶トマト<0点>
※丸め込む

タッグリーグ初戦。

ここで自分ではなく関根が取ることが出来れば、本気で優勝を狙えると思っていた。
そのために、相手の虚をついて攻撃を加えられるよう、関根が試合権利を持っている間、ずっと介入する隙をうかがっていたのだが…関根はそんなものを必要とせず、独力で勝ってしまった。

しかも、滝澤からである。

結果としては『丸め込む』という表記になっているが、実際には『押さえ込む』と言った方が正しいだろう。
技術も何もなく、ただ単に全体重をかけて押さえ込んだだけ。
しかも、後で映像を見てみると、その押さえ込み方も決して完璧ではなく、むしろ甘いくらい。

ハッキリ言って、まぐれかもしれない。

だが、勝ちは勝ちである。

もし今、関根と滝澤がシングルで戦えば、間違いなく滝澤が勝つだろう。
現在の実力差を考えれば、おそらく何度やっても関根は勝てないと思う。
なのにこの試合では、関根が勝った。
自分のアシストがあってでは無く、関根一人の力で。

これがタッグマッチの面白いところである。

シングルマッチとタッグマッチでは、心理的に大きな違いがある。
一人で戦うシングルマッチとは違い、タッグマッチでは、パートナーを信頼していればしている程、“危なくなったらパートナーが助けてくれる”という気持ちが出てくる。
今回の滝澤は、その気持ちがあったが故に、どこかに油断があったのだろう。
チームワーク抜群の滝トマだからこその油断。

しかし、おそらく偶然だろうが、そこを衝いたのはまぎれもなく関根の実力。
そしてそれ以上に、“どんな形でも勝つ”という気持ちの部分。

この気持ちがあれば…今の関根ならば…十分に優勝を狙える。

次の相手はスタイルE・田村&那須組。
ここも勝利して、一気に決勝トーナメントへ王手をかけてしまうとしよう。
[Web全体に公開]
この記事の前後の記事(新着順)
・2011,1,22 CLUB-K 3000
2011年01月27日  [Web全体に公開]
・2/3
2011年01月26日  [Web全体に公開]
【閲覧中】2011,1,15 CLUB-K 3000
2011年01月21日  [Web全体に公開]
・2011,1,10 カナプロ2
2011年01月20日  [Web全体に公開]
・2011,1,10 CLUB-K TOUR in YOKOHAMA
2011年01月18日  [Web全体に公開]

0件のコメント