KAIENTAI DOJO認定WEWハードコアタッグ選手権試合
<王者組>真霜拳號&○関根龍一(24分40秒 体固め)飯伏幸太&ヨシヒコ●<挑戦者組>
※ハードコア・ボディープレス。第26代王者組が2度目の防衛に成功

プロレスとは、リアルとファンタジーが渾然一体となったものだと思っている。

そして、それこそがプロレス独特の魅力の一つであり、その割合は団体によって、または試合によって、そして選手によって様々。

そこで今回の挑戦者の一人、ヨシヒコである。

他に類を見ない、ほぼ100%ファンタジーのみで構成された選手。

ある部分で、これ以上の強敵はいないという存在。

初防衛戦といい今回の試合といい、ハードコアタッグタイトルを保持し続けるのは、なかなかに困難な道程のようだ。

ヨシヒコを相手にする以上、当然のことながらファンタジーの割合を増やさざるを得ない。

でないとヨシヒコには対抗出来ないし、それはイコール、負けを意味する。

…と、ここまで書いてきたが、これ以上はあえて書くまい。

ファンタジーなことに関して、いちいち理屈を付けて解説するのも野暮というもの。

これだけでも書きすぎたくらいだ。

見たままが全て、ということである。
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