○真霜拳號(21分59秒 首固め)MIYAWAKI●

火野との前哨戦の最中に組まれた、この試合。
同時に、火野もシングルマッチが組まれており、これは戦いぶりと勝ち方での勝負になると思っていた。
そういう意味で、この試合も前哨戦には違いないと考えてはいたが…。

MIYAWAKIのセコンドに火野が付いていた時点で、怪しいとは思っていたのだ。
普段はオメガの試合でも、基本的に火野がセコンドに付くことは無いからだ。
少なくとも、ここ最近では記憶に無い。

その火野が、この試合に限ってはセコンドに付いていたため、当然警戒をしつつ試合を進めることになる。
その上、リングサイドで野次を飛ばすため、どうにも気が散ってしょうがない。

…が、序盤は手を出すことが無かったため、揺さぶりをかけること自体が目的かとも思えた。

しかし。
案の定、である。

中盤からは、試合に介入し始めた。
しかも、なりふり構わぬ形で。

おかげで、全身に大きなダメージを負うことに。
左膝、右腕、腰、背中…中でも、左膝のダメージは大きい。
が、こんなことでは負けないよ。

火野もそれだけ本気ということだろうが、こちらも本気だ。
まだまだ、ベルトを渡すつもりは無い。

まずはホールまでに、このダメージを回復させること。
そして来週の最後の前哨戦、火野には痛い目に遭ってもらわねばな…。
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