○鈴木みのる&佐藤光留(20分50秒 体固め)真霜拳號&滝澤大志●
※ゴッチ式パイルドライバー

鈴木みのるは、ものすごくいじりがいのある相手だった。

大先輩に対して失礼かもしれないが、それが戦い終えての率直な感想である。

今回の戦いは完全なる予告編だった。
別にそうしてやろうという考えは無かったのだが、結果的にそうなってしまった。

お互いに何も技を出さずに、ただただ殴り合ったのみ。
この試合を通して、挨拶をすませたといったところ。

そして、その挨拶を通して感じたことを総合すると…鈴木みのるは、久々に現れた面白いと思える相手である。

試合後には勢いでシングルを要求したように見えたかもしれないが、あの行為はエサを撒く意味でやったのであって、本音の部分では少し違う。

本音としては、シングルよりもタッグで何度も戦ってみたい相手。

何故、タッグの方がいいか?

一言で言えば、鈴木みのると“知恵比べ”がしたいからである。
そのためには、戦いの中での選択肢が多いタッグマッチの方が都合がいい。

“どちらが強いか?”ではなく、“どちらが優れているか?”を競いたい相手なのだ。

そのために、シングルでの一発勝負ではなく、タッグで何度も戦ってみたい。

正直言って、次があるかどうかもまだ分からないが…もし次があるならば、今回とは全く違った戦いが見せられるだろう。
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