○本田多聞&真霜拳號(22分6秒 回転地獄五輪パート0)小野武志&スルガマナブ●

なかなか…というか、そうとう珍しい組み合わせの試合。

本田選手とタッグを組むなんて、もしかしたら最初で最後になるかもしれない。
まさにバチバチならではのカードである。

小野選手とは、これが初対決。
予想通りと言うべきか、予想以上と言うべきか…やはり、鋭い選手だった。

多少油断していたところもあったとはいえ、最初のハイキックは全く見えなかったもんなぁ…。
パンチも他の選手よりも圧倒的に手数が多く、スピードとキレが凄かった。

スルガ選手とは、久しぶりの対決。
これが三度目か四度目か…何年かおきに対戦しているのだが、戦うごとに着実に実力を上げているのが分かる。

自分がバトラーツで修行をしていた時、一緒に練習していたのがスルガ選手。
それから月日が経っていることを実感させられるのが、対戦するごとにその立場が変わっていることである。
今回はリングネームまで変わっていたから、なおさらだった。

そして本田選手。
ものすごくタフだった。

試合を観ていた方なら分かると思うのだが、試合中に一度、これはもう立てないなと思う場面があった。
本田選手がダウンし、ダウンカウントも数えられているため助けに行くことも出来ず、完全に負けを覚悟したのだが…そこから立ち上がって逆転し、勝ってしまった。

他の選手だったら、確実に立ち上がれなかったと思う。
試合後に聞いたところ、実際に凄いダメージだったらしいし…。

ヒザの状態はかなり悪いようだったが、それを補ってあまりある尋常じゃないタフさ…見習いたいところである。
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