○真霜拳號(20分35秒 TKO勝ち)スルガマナブ●
※スリーパーホールド→レフェリーストップ

5年ほど前は20分時間切れ。

昨年は30分時間切れ。

そして今回、ようやくの決着。
合計時間70分35秒にして、ようやくである。

それだけお互いに引かない戦いだったし、お互いに心が折れない戦いだった。

試合中、ほんの数秒とはいえ、何度も目の前が真っ暗になった。
今思い出そうとしても、その数秒は思い出せない。

完全に意識を飛ばされていたということである。

通常、試合中は常に自分の位置を把握しながら戦っている。

自分が今、リングのどこにいるか。
ロープとの距離はどれくらいで、コーナーまではどれくらいか。
その他にも、相手の位置やレフェリーの位置。
タッグマッチならば、パートナーやコーナーに控えている対戦相手も。
いろいろなことをごく自然に把握しながら、試合を進めている。

しかしこの試合では、途中で完全に自分の位置が分からなくなった。
こんなことは久しぶりである。

それだけ余裕を奪われたということであり、追い込まれたということ。

最後には通常状態に戻ることが出来、勝利することも出来たが…タフな戦いだった。
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