KAIENTAI DOJO認定WEWハードコアタッグ選手権試合
<挑戦者組>稲松三郎&○ランディ拓也(11分39秒 エビ固め)真霜拳號&関根龍一●<王者組>
※バックドロップ。真霜組が3度目の防衛に失敗、稲松組が第27代王者となる

稲松とランディに、まんまとハメられる。

この試合、当初は通常のタッグマッチとして組まれていた。

それを試合前に稲松がアピール…と言うより関根を挑発することによって、強引にタイトルマッチに変更。

それだけならまだしも、稲松組コーナー付近のリング下以外…つまり青コーナー以外のリング下、会場内、バックステージと、目に付く所全てからハードコアマッチ用のアイテムとなりそうな物を排除しておく徹底ぶり。

残されていたのは、到底ダメージを与えられそうにない、柔らかい物や小さな物ばかり。

完全に稲松組の作戦勝ちである。

ハードコアマッチは、レフェリーが特に危険と見なした物以外の全ての凶器・反則行為が認められるため、事前の準備が重要になってくる。

如何に使えるアイテムを準備するか。

そしてそれをどうやって有効利用するか。

通常の試合のつもりで入場した自分達には、その準備が全く出来ていなかった。

加えて、その場の判断で対応しようにも、それすらも封じられていた。

負けて当然、というやつだ。

予想外の形で王座陥落となってしまったのだが…後に、まだ続きがあった。

関根が黙っていなかったのである。
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