STRONGEST−K'08トーナメント決勝戦
○真霜拳號(29分2秒 片エビ固め)円華●
※垂直落下式ブレーンバスター 真霜が2年ぶり3度目の優勝

プロレスラーというものは、いろいろな側面を持っているものだが…その中のひとつに、“表現者”という一面がある。

が、この試合、その“表現者”の部分は半ば放棄させてもらった。

今の自分にとって、円華はそれだけ特別な相手であり、この試合は、トーナメント決勝ということを差し引いても、特別な試合。

完全に円華との二人の世界での戦い。

だから、この試合に関しては、多くを語るつもりも無い。

ただ、ひとつだけ正直に言えば…当然のこととして、勝つつもりで試合に臨んではいたが、ある部分で円華が自分に勝ってくれることを期待していた。

自分達が更に上のステージに行くために、それを望んでいた部分があったのである。

だから、優勝して嬉しいのと同時に残念な思いもあり、複雑な心境である。

だが、円華は一年半前よりも、確実に強くなっていた。

いつになるか分からないが、次に戦う時には、それが現実のものとなるかもしれない。

まぁ、とりあえず、これでひと区切り。

この優勝を背負って、また次の戦いに臨みたいと思います。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1