真霜拳號&○円華(19分32秒 ランヒェイ)滝澤大志&ヒロ・トウナイ●

次週にタッグタイトルマッチを控える滝澤&トウナイ。

この一戦は、彼らにとってはタイトルマッチを仮想した試合だったのかもしれない。

集中力も感じたし、勝とうとする意思も感じた。

が、同時にまだ真霜&円華に勝つには足りないものも多く感じた。
円華が腕を負傷していただけに、余計にである。

腕を真っ直ぐに伸ばすことが出来ないくらい…そして、テーピングをせざるを得ないくらい痛めていた円華の右腕を、彼らは試合終盤まで一切攻めることが無かった。

何か考えがあってのことだったのかもしれないし、戦前の彼らの作戦に、円華への腕攻めが無かったのかもしれない。
だが、入場してきた円華のテーピングを見た時点で、そこを攻めることを考え、実行に移すべきである。

滝澤&トウナイには、その辺りの臨機応変さが全く無かった。

それでは、いつまでたっても真霜&円華には勝てないだろう。

だが、だからと言ってタイトルマッチにも勝てないかというと、そういうわけでは無い。

なぜならば、現チャンピオンチームはTAKA&JOEだが、実力的には真霜&円華の方が総合力で上回っているからである。
今の滝澤&トウナイならば、真霜&円華には勝てなくても、TAKA&JOEに勝つことは十分に可能だと思う。

TAKA&JOEの力は、明らかに落ちてきている。

滝澤&トウナイにとって、チャンピオンチームがTAKA&JOEというのは、大チャンスなのである。
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