火野裕士&○旭志織(13分54秒 片エビ固め)真霜拳號&梶ヤマト●
※シザースDDT

どうにも稲松三郎がうっとうしい。

セコンドに付くのは構わない。
オメガの試合にセコンドが付くのはいつものこと。
場外で手を出してくるのもいつものこと。

その程度のことならば想定内のことで、覚悟も出来ているし、人数的に不利であっても、やり方次第で反撃も出来る。

まぁ、厳密に言えばそれも反則であって、場外とはいえセコンドが手を出した時点で、オメガの反則負けを主張することも出来るが…それではお客さんも面白くないし、自分達も消化不良。
納得できない試合になってしまう。

だから、ある程度のことには目をつぶろう。

だが…この試合での稲松は、完全に“ある程度”を越えていた。

火野&旭とは一緒に入場せず、自分達の入場時に後ろから襲う。
試合権利の無いセコンドの分際で、リングに入って手を出す。
しかも両方、凶器であるイスを手にして。

それでは実質、2対3のハンディキャップマッチをしているようなものだろう。

その標的は相変わらず梶のようだが…いちいちやり方が汚いのが、どうにも気に入らない。

しかし、ここは梶がやり返さないと意味が無い。

ハッキリ言って稲松の方が数倍強いし、まだまだ梶が稲松に勝てるとは思わない。
だが、自分やKAZMAがやるのではなく、梶が自分の手で一矢報いるべきなのである。
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