○真霜拳號&関根龍一(14分39秒 エビ固め)大石真翔&ヒロ・トウナイ●
※キドクラッチを切り返す

タッグリーグ決勝トーナメント1回戦。
勝てば優勝決定戦進出となる試合である。

トウナイの脇腹の負傷は完治していないだろうと見て、とにかくトウナイに試合権利を持たせることがこちらの作戦だった。
負傷箇所を攻めて動きを止めてしまえば、一気に勝ちへ近づけると考えてのこと。

…が、見事に作戦失敗。

どの程度回復していたのかは本人のみが知るところだが、トウナイは試合途中に自らテーピングを剥ぎ取り、そして普通に動いていた。
多少の痛みが残っていたとしても、完璧とは言わないまでも、通常状態に近い動きが出来るところまでは回復していたということだろう。

トウナイを追い込むどころか、むしろこちらがピンチに陥ってしまうことに…。
やはり、大石もトウナイも曲者だった。

しかし、作戦が失敗しようとも、ここまで来て簡単に負けるわけにはいかない。
なんとか関根のダメージが回復するまで2対1の状況を凌ぎ、1対1となった局面で一手先を読んでの勝利。

なかなか苦しかったが、これで翌日の優勝決定戦への進出が決定。

優勝まで、残り一つである。
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