BJW認定タッグ選手権試合
<挑戦者組>○関本大介&マンモス佐々木(20分33秒 ジャーマンスープレックスホールド)真霜拳號&円華●<王者組>
※王者組が3度目の防衛に失敗、挑戦者組が第25代王者となる
BJWタッグ、3度目の防衛ならず…。
前日のダメージが残っていなかったと言ったら嘘になる。
が、それは相手も同じこと。
自分達だけが連戦となるわけでは無い。
ましてや挑戦者組の二人は、この日二試合目。
単純に、この時点では相手チームの方が強かったということ。
ごくごく簡単なことである。
だが、この試合で真霜&円華に、新たな課題が見つかった。
それを活かせば、この敗戦も無駄にはならない。
それに、関本大介とは、またいつか戦うことになるだろう。
この日の借りは、その時に…。
STRONGEST−K'08トーナメント決勝戦
○真霜拳號(29分2秒 片エビ固め)円華●
※垂直落下式ブレーンバスター 真霜が2年ぶり3度目の優勝
プロレスラーというものは、いろいろな側面を持っているものだが…その中のひとつに、“表現者”という一面がある。
が、この試合、その“表現者”の部分は半ば放棄させてもらった。
今の自分にとって、円華はそれだけ特別な相手であり、この試合は、トーナメント決勝ということを差し引いても、特別な試合。
完全に円華との二人の世界での戦い。
だから、この試合に関しては、多くを語るつもりも無い。
ただ、ひとつだけ正直に言えば…当然のこととして、勝つつもりで試合に臨んではいたが、ある部分で円華が自分に勝ってくれることを期待していた。
自分達が更に上のステージに行くために、それを望んでいた部分があったのである。
だから、優勝して嬉しいのと同時に残念な思いもあり、複雑な心境である。
だが、円華は一年半前よりも、確実に強くなっていた。
いつになるか分からないが、次に戦う時には、それが現実のものとなるかもしれない。
まぁ、とりあえず、これでひと区切り。
この優勝を背負って、また次の戦いに臨みたいと思います。
○真霜拳號(29分2秒 片エビ固め)円華●
※垂直落下式ブレーンバスター 真霜が2年ぶり3度目の優勝
プロレスラーというものは、いろいろな側面を持っているものだが…その中のひとつに、“表現者”という一面がある。
が、この試合、その“表現者”の部分は半ば放棄させてもらった。
今の自分にとって、円華はそれだけ特別な相手であり、この試合は、トーナメント決勝ということを差し引いても、特別な試合。
完全に円華との二人の世界での戦い。
だから、この試合に関しては、多くを語るつもりも無い。
ただ、ひとつだけ正直に言えば…当然のこととして、勝つつもりで試合に臨んではいたが、ある部分で円華が自分に勝ってくれることを期待していた。
自分達が更に上のステージに行くために、それを望んでいた部分があったのである。
だから、優勝して嬉しいのと同時に残念な思いもあり、複雑な心境である。
だが、円華は一年半前よりも、確実に強くなっていた。
いつになるか分からないが、次に戦う時には、それが現実のものとなるかもしれない。
まぁ、とりあえず、これでひと区切り。
この優勝を背負って、また次の戦いに臨みたいと思います。
明後日、7月12日(土)18時半より、千葉・ブルーフィールドにて開催される“CLUB-K SUPER another”。
そこで、STRONGEST-K'08トーナメント決勝戦が行われる。
決勝のカードは、真霜拳號 vs 円華。
トーナメント中、いくつかの波乱はあったものの、自分はごくごく順当に勝ち上がってきたつもりである。
反対のブロックから勝ち上がってきたのは円華。
この結果をファンの方々がどう見るかは分からないが、こちらも順当な結果だと思う。
そして同時に、最もイヤな相手が来たと思っている。
正直言って、自分にとって今、最も戦い辛い相手が円華なのである。
単純に、普段は正パートナーとして組んでいる間柄であり、円華と戦うという状況自体に違和感を感じるということも大きいのだが…。
最大の理由は、円華というレスラーの特性にある。
一年半前に自分がパートナーに指名して以来、円華とはまともに戦ったことが無いわけだが、それ以前の戦いの中で最も脅威だったのは、そのスピード。
円華の他にもスピードのある選手はいるし、円華よりも体の小さい選手もいるにも関わらず、KAIENTAI DOJO内で唯一、自分がついていくのがやっとのスピードを持った選手だったのである。
例えば試合中、円華がひとつの動きを見せるとする。
そうすると自分は、その動きに対応しようとすることになる。
だが、自分が動いた瞬間には、円華はすでに、ふたつ目の動きに入っている。
自分としては、慌ててふたつ目の動きに対応せねばならない。
が、円華はさらに次の動きに入っており…。
これが続くと、自然と後手後手に回ることになり、結果、自分の動きが出来なくなってくる。
一年半前までの円華との対戦では、このような状況に陥ることが、度々あったのである。
タッグを組むようになり、対戦することも無くなり、そのスピードを体感することも無くなった今、その動きに対応できるかどうか…。
技や動きに関しては、普段近くで見ているから、よく分かっているのだが…おそらく、見ているのと実際に対戦するのとでは、随分印象も違ってくるだろう。
そうなると、作戦も何も無くなり、その場その場で相手に対応していくしかなくなる。
そういう時に活きてくるのが、相手の先手を取れるスピード。
つまり…円華有利の状況が、十分に考えられるのである。
加えて、この一年半の間に、円華は蹴りという武器も身に着けている。
一年半前よりも、確実に強くなっているのである。
だが、それでも負ける気がしないのも事実。
注意すべきは、スピードのみ。
スピード以外の部分では、自分の方が上回っている自信はある。
まぁ、イヤな相手であることには、変わりないのだが…。
とにかく、昨年の一回戦負けの雪辱を果たすためには、優勝するしかない。
そのためにここまで、先のことを考えずに一戦一戦、戦ってきたのだ。
決勝とはいえ、同じこと。
この一戦に全力を尽くすのみ、である。
そこで、STRONGEST-K'08トーナメント決勝戦が行われる。
決勝のカードは、真霜拳號 vs 円華。
トーナメント中、いくつかの波乱はあったものの、自分はごくごく順当に勝ち上がってきたつもりである。
反対のブロックから勝ち上がってきたのは円華。
この結果をファンの方々がどう見るかは分からないが、こちらも順当な結果だと思う。
そして同時に、最もイヤな相手が来たと思っている。
正直言って、自分にとって今、最も戦い辛い相手が円華なのである。
単純に、普段は正パートナーとして組んでいる間柄であり、円華と戦うという状況自体に違和感を感じるということも大きいのだが…。
最大の理由は、円華というレスラーの特性にある。
一年半前に自分がパートナーに指名して以来、円華とはまともに戦ったことが無いわけだが、それ以前の戦いの中で最も脅威だったのは、そのスピード。
円華の他にもスピードのある選手はいるし、円華よりも体の小さい選手もいるにも関わらず、KAIENTAI DOJO内で唯一、自分がついていくのがやっとのスピードを持った選手だったのである。
例えば試合中、円華がひとつの動きを見せるとする。
そうすると自分は、その動きに対応しようとすることになる。
だが、自分が動いた瞬間には、円華はすでに、ふたつ目の動きに入っている。
自分としては、慌ててふたつ目の動きに対応せねばならない。
が、円華はさらに次の動きに入っており…。
これが続くと、自然と後手後手に回ることになり、結果、自分の動きが出来なくなってくる。
一年半前までの円華との対戦では、このような状況に陥ることが、度々あったのである。
タッグを組むようになり、対戦することも無くなり、そのスピードを体感することも無くなった今、その動きに対応できるかどうか…。
技や動きに関しては、普段近くで見ているから、よく分かっているのだが…おそらく、見ているのと実際に対戦するのとでは、随分印象も違ってくるだろう。
そうなると、作戦も何も無くなり、その場その場で相手に対応していくしかなくなる。
そういう時に活きてくるのが、相手の先手を取れるスピード。
つまり…円華有利の状況が、十分に考えられるのである。
加えて、この一年半の間に、円華は蹴りという武器も身に着けている。
一年半前よりも、確実に強くなっているのである。
だが、それでも負ける気がしないのも事実。
注意すべきは、スピードのみ。
スピード以外の部分では、自分の方が上回っている自信はある。
まぁ、イヤな相手であることには、変わりないのだが…。
とにかく、昨年の一回戦負けの雪辱を果たすためには、優勝するしかない。
そのためにここまで、先のことを考えずに一戦一戦、戦ってきたのだ。
決勝とはいえ、同じこと。
この一戦に全力を尽くすのみ、である。
STRONGEST-K'08トーナメント準決勝
○真霜拳號(17分54秒 体固め)滝澤大志●
※真剣
準決勝の相手は滝澤大志。
少し前までなら、1回戦・2回戦と比べると随分楽な相手だったのだが、今の滝澤は違う。
柏大五郎とJOEを破り、ここまで勝ち上がってきている。
どちらか一人に勝つだけならばマグレとも言えるが、二人に勝ったということは、それは実力が伴っているからこそ。
勢いだけでは無いのである。
だが、実力が付いたと言っても、それは自分の体の活かし方が分かってきたのが一番の要因であって、試合運びはまだまだという印象。
逆に言えば、それでもここまで勝ち上がってきたのだから、その攻撃力はずば抜けているということなのだが…。
実際に対戦してみて、チョップの威力は凄まじかったし、試合の中での瞬発力も素晴らしかったと思う。
やはり、今年に入って様々な経験をしてきたことにより、自分の体を活かす術を学んだのだろう。
しかし、まだまだ本当のトップどころとは差があると感じる。
ただし同時に、近い将来、その位置にまで上がってくる可能性も感じた。
滝澤は、これからまだまだ強くなるだろう。
とりあえず、これで決勝進出が決定。
決勝の相手は…円華である。
○真霜拳號(17分54秒 体固め)滝澤大志●
※真剣
準決勝の相手は滝澤大志。
少し前までなら、1回戦・2回戦と比べると随分楽な相手だったのだが、今の滝澤は違う。
柏大五郎とJOEを破り、ここまで勝ち上がってきている。
どちらか一人に勝つだけならばマグレとも言えるが、二人に勝ったということは、それは実力が伴っているからこそ。
勢いだけでは無いのである。
だが、実力が付いたと言っても、それは自分の体の活かし方が分かってきたのが一番の要因であって、試合運びはまだまだという印象。
逆に言えば、それでもここまで勝ち上がってきたのだから、その攻撃力はずば抜けているということなのだが…。
実際に対戦してみて、チョップの威力は凄まじかったし、試合の中での瞬発力も素晴らしかったと思う。
やはり、今年に入って様々な経験をしてきたことにより、自分の体を活かす術を学んだのだろう。
しかし、まだまだ本当のトップどころとは差があると感じる。
ただし同時に、近い将来、その位置にまで上がってくる可能性も感じた。
滝澤は、これからまだまだ強くなるだろう。
とりあえず、これで決勝進出が決定。
決勝の相手は…円華である。