○石川修司(17分41秒 エビ固め)大家拳號●
※スプラッシュマウンテン
あえて分の悪い真正面からのぶつかり合いを挑むも…玉砕。
体格差の壁は厚かった。
エルボーにしろチョップにしろ、打つ位置がいつもよりも高く、どうにも打ち辛い。
通常よりも15センチほど高い位置に打つことになるわけだが、その高さは数値以上に感じ、完全なフォームで打てない。
密着しても、複合関節技の類は相手の体が大きすぎ、それぞれの箇所の極り方が甘くなってしまう。
完全な形で極めるには、相手のサイズに対してこちらの手足の長さが足りず、ロックがし切れないのだ。
あらゆる技が、その体の大きさによって、ナチュラルに威力を殺されてしまう。
やはり大きな体は、それだけで武器となるのである。
そして、石川修司の走り込んでのヒザ蹴りは、武器を超えて、もはや凶器と呼んでもいい代物だった。
予想を上回る凄まじい威力。
一発で完全に動けなくなってしまった。
もちろん他の技も、その体格を活かしたものが多く、当たりも強く威力も凄いのだが、なんとか耐えられる。
だが、あのヒザ蹴りは完全に別格。
フィニッシュこそスプラッシュマウンテンだったが、実質、ヒザ蹴りで勝負があったようなものである。
あのヒザ蹴りによって動きを止められたことが全て。
しかし、次に戦った時には、こうはいかない。
もともとこの試合、真霜拳號で行くことになれば自分のスタイルで、大家拳號で行くことになれば相手のスタイルで戦おうと思っていた。
結果、大家拳號で行くことになり、ああいう展開になったわけだが…。
もし、もう一度戦わば…そして、それが大家拳號でなく真霜拳號であったならば…この試合とは全く違う展開になることでしょう。
○稲松三郎&旭志織&大石真翔(16分29秒 片エビ固め)真霜拳號&滝澤大志&関根龍一●
※デスバレーボム
試合前、大石のマイクアピールに対して言い返そうとした関根。
が、『噛ませ犬』と言おうとしたところを見事に噛み、言い返しきれず…さすがは関根龍一。
しかし、それでトーンダウンしないのが関根の良い所である。
持ち前のテンションの高さは保ったまま、若手らしく元気に戦う。
最終的には負けてしまったが、その元気の良さは素晴らしかった。
※デスバレーボム
試合前、大石のマイクアピールに対して言い返そうとした関根。
が、『噛ませ犬』と言おうとしたところを見事に噛み、言い返しきれず…さすがは関根龍一。
しかし、それでトーンダウンしないのが関根の良い所である。
持ち前のテンションの高さは保ったまま、若手らしく元気に戦う。
最終的には負けてしまったが、その元気の良さは素晴らしかった。
○橋誠&スルガマナブ(16分51秒 TKO勝ち)真霜拳號&円華●
※ヘッドバット連打
橋選手の頭突き一発で額が割れ、流血。
どうもここのところ、頭突きを使う選手とは相性が悪い気がする。
それとも、頭突きそのものと相性が悪いのだろうか。
試合の方も、久しぶりにタッグを組んだ円華が頭突きによってTKO負け。
頭突きがフィニッシュになるというのも、バチバチのリングならではである。
※ヘッドバット連打
橋選手の頭突き一発で額が割れ、流血。
どうもここのところ、頭突きを使う選手とは相性が悪い気がする。
それとも、頭突きそのものと相性が悪いのだろうか。
試合の方も、久しぶりにタッグを組んだ円華が頭突きによってTKO負け。
頭突きがフィニッシュになるというのも、バチバチのリングならではである。