○真霜拳號(7分14秒 TKO)関根龍一●
※真剣→レフェリーストップ

今回のCLUB-K FRESHは、K−METAL勢がトップ選手とシングルで戦うという、チャレンジマッチが並んだ興行。

自分の相手は関根龍一。
初対決である。

どんな戦法でくるかと思っていたら…関根は打撃一辺倒で挑んできた。

自分の力を試したかったのか、勝機があるとすれば得意のキックと考えたのか、他に何か思惑があったのか…とにかく、キックとパンチのみ。
他の攻撃は一切考えていなかったようである。

しかし…いかんせん打撃が軽い。
手数は出すが、その分腰が入っていないため、全く効かない。

もちろん、痛くないわけではない。
何発も殴られたり蹴られたりしているのだから、当然痛い。

だが、効かない。
体の芯まで響く打撃では無い。

あれでは、何発蹴ろうが、何発殴ろうが、トップ選手には通用しないだろう。
まだデビューして間もないのだから、通用しなくて当然ではあるのだが。

それでも、体の使い方ひとつで威力が変わるのが、打撃というもの。
実力差はあっても、戦い方によっては勝ちを狙えるのが、プロレスというもの。

伸びしろは十分にある。
まだまだこれから、である。
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