○真霜拳號(14分21秒 TKO勝ち)柏大五郎●
※無道→レフェリーストップ

GWSP6の二日目、KASHIWA−DOJOプロデュース。

どういう狙いだか分からないが、K−METALリーグ戦以外は全ての試合が3カウント無し、KO&ギブアップのみで勝敗を決める特別ルールで行われた。

普段のKASHIWA−DOJOを見ているだけに、このルールを聞いた時は『ふざけてるのか?』と思っていたのだが…柏大五郎は本気だった。

コスチュームはいつもと違うビッグマッチ用、おまけにレガースまで着用し、完全に戦闘スタイルで入場してきた。

そして試合が始まれば打撃用の構えで動き始め、普段は使うことの無いキックを出す。
そのキックも、こちらを挑発するためのものではなく、完全にダメージをあたえるためのもの。

ならば…ということで、こちらもそういう戦い方で行かせてもらった。

ひたすらポジションを奪い合い、関節を取り合い、打撃を入れ合う。
ロープワークなど一度もしていないし、技らしい技も一切出していない。
おかげでバトラーツでの修行時代を少し思い出したし、なかなか楽しかったよ。

そういえば、柏大五郎はKAIENTAI−DOJO入りする前は、バトラーツジムに通っていたらしい。
もしかしたら、こういうスタイルが好きなのかもしれないし、実は得意なのかもしれない。

だが、それはこちらも得意とするところ。
少なくともKAIENTAI−DOJO内で、このスタイルで自分を上回れる者などいないだろう。

しかし、不意に出してきた頭突きは効いたなぁ。
ここのところ柏大五郎は頭突きを封印していただけに、完全に油断していたよ。

やはり、柏大五郎最大の武器は頭突きである。

“頭を使ったレスリング”はダテじゃない、ということか。
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