NWA認定UNヘビー級選手権試合
<王者>△真霜拳號(30分時間切れ引き分け)関本大介△<挑戦者>
※第12代王者が初防衛に成功

UNヘビー初防衛戦。
四連戦の最後に、最もヘビーな相手である。

それにしても、関本大介の支持率は凄まじい。

ホームリングの大日本のリング、そして対戦相手が他団体の選手ということもあるのだろうが、関本大介に対するファンの信頼感と期待感は、かなり大きなもののようだ。

それは様々なリングで、様々な相手と好勝負を繰り広げてきたからこそなのだろうが、ここ最近は、結果を出せていないようである。

聞くところによると、何やら“毎月タイトルマッチ”というのを掲げているらしく…が、個人的には、これが解せないのだ。

“毎月防衛戦”ならば分かる。
しかし、“毎月タイトルマッチ”とは…ベルトならば何でもいいのか?
本当に欲しいベルトに挑戦しているのか?
そうじゃないから、結果を残せないんじゃないのか?

関本大介の実力は認めているが、そんな気持ちの相手に負けるわけにはいかない。

結果としては時間切れ引き分けだったが、冷静に思い返してみても、これが60分なり時間無制限であれば、最終的には自分が勝っていたという確信がある。

それは試合を通して、気持ちの差が感じられたからである。
やはり、なんとしてでもこのベルトが欲しい、という気持ちは感じなかったのだ。

とは言え、あれだけ蹴って、垂直落下式ブレーンバスターも出して、それでも仕留め切れなかったのだから、やはり関本大介は怪物である。

この試合を通して、最もその怪物っぷりを感じたのは、無道を完全に極められなかった場面。

どうやら関本大介は、またさらに体がゴツくなったらしく…。

これまでも、いろんな相手にパワーやテクニックで返されてきてはいるが、今回はそれとは全く別次元の話。
単純に、体の横幅がありすぎて極めの形まで持って行けなかったのである。

もちろん、極められまいと腕に力を入れられているのもあるのだが、たとえ脱力状態だったとしても、完璧な形で極められるかどうか…。

関本大介、ますます人間離れしていってるな…。

どうやら、無道のさらなる改良を考える時が来たようである。
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