○真霜拳號&滝澤大志(18分42秒 片エビ固め)高木三四郎&入江茂弘●
※垂直落下式ブレーンバスター

でら名古屋プロレス旗揚げ戦。

数ある他団体参戦の中でも、旗揚げ戦に参戦できるというのは、非常に貴重な体験である。

バックステージも、旗揚げ戦ならではの緊張感と高揚感があり、微笑ましいというかなんというか…少しだけ、KAIENTAI DOJOの旗揚げ戦を思い出してしまった。
そして同時に、この日参戦したKAIENTAI DOJO選手の中に、旗揚げ戦時からいるのがTAKAみちのくと自分だけという事実に年月を感じつつ…。

そんな中での試合。

名古屋VS千葉ということで全試合、でら名古屋プロレスとKAIENTAI DOJOの対抗戦。

旗揚げ戦の効果か、対抗戦の効果か、それとも名古屋の人の気質か、観客席の熱気は素晴らしかった。

名古屋が攻めれば歓声が。
千葉が攻めればブーイングが。
完全にスポーツ観戦のノリであり、サッカーの会場のような雰囲気となっていた。

ああいう空気は選手としてもやりやすいもので、新人選手の多いでら名古屋勢にとっては、緊張をやわらげる効果にもなっていたと思う。

結果は4勝1敗で千葉・KAIENTAI DOJOの勝利。

だが個人的には、相手の入江選手がデビューしたばかりの選手ということもあって、少々物足りないものが…。
お客さんの後押しもあって、なかなか頑張っていたと思うけどね。

最後の垂直落下式ブレーンバスターは、旗揚げのご祝儀のようなもの。
正直言って、まだこの技を出さなければならない選手では無かったと思う。
他の新人選手も、キャリアを考えれば仕方の無いものの、まだまだ未熟な部分が見受けられた。

とは言え、デビューしたからには…そして旗揚げしたからには、とにかく頑張って上を目指してもらいたいと思う。
そして、またいつか対戦した時に、その成長ぶりで驚かせてもらいたい。

とにかく、でら名古屋プロレス、旗揚げおめでとうございます。
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