○真霜拳號(10分38秒 無道)起田高志●

起田選手は、ゴツかった。

それが一番の印象である。

新人であれだけの体は、なかなかいるものではない。
体だけならば、もう出来上がっていると言ってもいいくらい。

力だけなら、完全に自分よりも上だったなぁ。

だが、まだまだその力の活かし方を理解し切っていないという印象。
アメフト仕込みのタックルはもの凄い威力だったし、100キロ弱ある自分の体を、力任せに持ち上げてしまうのも凄かったが…それ以外の攻めに迷いが見えた。

それに、プロレス的持久力もまだまだ足りないかな。

だが、その迷いが無くなったら、なかなか面白い存在になると思う。
そのレベルまで行けるかどうかは、これからの起田選手の頑張り次第。

次に対戦する機会を、楽しみにしておくとしよう。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

1件中 1~1件目を表示


1