柏大五郎&○ヒロ・トウナイ(19分1秒 片エビ固め)真霜拳號&マリーンズマスク●
※滝落とし

23日に行われる、S-Kタッグタイトルマッチの前哨戦。

元はと言えば、柏&トウナイ組は、初防衛戦の相手になるハズだったチーム。
そして、自分の元タッグパートナーでもある。

そういうこともあって、柏&トウナイにしてみれば、自分への対策は既に万全といったところなのだろう。
たった一度の前哨戦となるこの試合で、抜け目無く、自分の古傷である左足を狙ってきた。

隠したところで柏&トウナイは知っていることなので書いてしまうが、古傷とは言っても、いまだ完治したわけではなく、治しながら試合をしている状態。
とは言え、試合をしている以上、受け身を取ったり、走ったり、蹴ったりといったことが必ずあるわけで、毎試合多少なりともダメージがある。

結果、ずっと悪い状態が続いている訳だが…勝利への最短距離と判断したであろう柏&トウナイは、そこを狙ってきた。

イス攻撃も交えた、徹底した左足攻め。
おかげで、かなり大きなダメージが残ってしまった。

が…そんなことで簡単に負ける訳にはいかないし、簡単に壊れるほどヤワな体では無い。

あのタッグベルトは、HIROKI&真霜組のもの。

そう簡単に渡す訳にはいかないのである。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
火野裕士&TAKAみちのく&○佐藤悠己(19分20秒 ジャーマンスープレックスホールド)真霜拳號&旭志織&大石真翔●

地元・熊本出身、佐藤選手にしてやられる。

が、試合としては、なんとも地方らしく楽しい試合だった。

リング上の選手のノリと、観客席のお客さんのノリが上手い具合に噛み合って、それによってリング上の空気が自然に作られていく。
お客さんの声援と会話しながら、選手とお客さんで一緒に試合を作っていく感覚。

こういう試合は、プロレスの理想型のひとつだと思う。

選手の感情が重要な試合もあれば、この日のようにお客さんのノリが重要な試合もある。
線で見る試合もあれば、この日のように点で見る試合もある。

やっぱりプロレスは奥が深い。
[Web全体に公開]
| この記事のURL
STRONGEST-K TAG選手権試合
<王者組>HIROKI&○真霜拳號(22分51秒 片エビ固め)滝澤大志&梶トマト●<挑戦者組>
※垂直落下式ブレーンバスター。第15代王者組が3度目の防衛に成功

滝トマは、かなりレベルの高いタッグチームである。

チームバランス、連携技、必勝パターン、役割分担…その他諸々、タッグチームとして必要な要素を高いレベルで持っているチームだ。

だが、決定的に足りない部分がある。

それが何であるかは、本人達が気付くしかない。

周りがどうこう言って、どうにかなるようなものでは無いからだ。

そこに気付き、改善された時には、滝トマはもう一段高いレベルに行けるチームだと思う。

しかし、現時点でもやはり、滝トマは強いチーム。

かなり苦戦した防衛戦だった。
[Web全体に公開]
| この記事のURL

3件中 1~3件目を表示


1