CHAMPION OF STRONGEST-K選手権試合
<王者>○真霜拳號(24分36秒 体固め)ヒロ・トウナイ●<挑戦者>
※垂直落下式ブレーンバスター。第11代王者が4度目の防衛に成功

正直言って、もの足りないタイトルマッチだった。

現時点では、トウナイとの実力差はハッキリしている。
ほとんどの観客がトウナイが勝つとは思っていない中でのタイトルマッチ。

その中で、トウナイが何を見せるか?
試合を進める中で、トウナイが勝つと思わせられるのか?
そして、実際に勝てるのかどうか?

実力差を埋め、勝利するための“何か”。
それは、気持ちであったり、技であったり、作戦であったり…選手によって様々だ。

確かに、トウナイもそういったものを準備していたとは思う。
だが、それが勝利するために十分なものだったかというと、そうは思わない。
自分からすれば、全然足りないと言ってもいい程度だった。

もちろん、そうなってしまった要因があるのも分かる。

初めてのS-K戦。
しかも、後楽園ホールのメインイベント。
加えて、タイトルマッチ直前でのギックリ腰。

緊張もしただろう。
プレッシャーもあっただろう。
実際、ファーストコンタクトでいつもより力が入っているのが分かったし、要所々々でリズムが狂っているのを感じた。

が、そういったものを乗り越えないとベルトは取れないし、上には行けない。

この経験を活かせるかどうかは、今後のトウナイ次第である。
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○小野武志&土方隆司(14分34秒 タコ絡み)田中純二●&真霜拳號

十年前。

プエルトリコでデビューし、日本に帰国する時、
「帰ったらここに連絡しろ。住み込みで練習させてもらえるようにしてあるから。」
と代表から渡された連絡先が、バトラーツだった。

帰国して連絡してみると、
「そんな話は知らない。第一、今は寮に空きが無いから、住み込みはしばらく先にならないと無理だ。」
とのこと。

当時は“どういうことだ、これは?”と憤慨したものだが、代表のこともバトラーツのこともよく知る今となっては、さもありなんというエピソードである。

なんだかんだで話を通し、しばらく実家で過ごした後、バトラーツのある越谷へ。
しょうがないのでウィークリーマンションを借り、そこから練習に通うこと一ヶ月。
その後、寮に入れてもらい、住み込みで二ヶ月ちょっと。
計約三ヶ月の間、バトラーツにはお世話になった。

まだ入門して一年も経っておらず、何も知らないも同然の自分にとって、その三ヶ月の間に学んだこと、経験したことは、プロレスラー・真霜拳號が形作られる上で、非常に大きなことだった。

当時のKAIENTAI DOJOはまだ旗上げ前で、団体ではなくプロレス学校だった時。
さらにプエルトリコという異国の地にあったわけで、日本のやり方とはあらゆる面で違いがあった。

全く未知の練習法。
何度も何度も行われるスパーリング。
他団体選手との遭遇。
日本デビュー戦。
地方遠征。
リングスタッフ。

全てが初めての経験だった。
プロレス界の挨拶の仕方も教わったし、リング作りもバトラーツ流で覚えた。
とにかく、いろんなことを教わった。

プロレスラー・真霜拳號の基礎の部分には、確実にバトラーツがある。

そして十年後。

バトラーツの解散興行。
当初は参戦予定では無かったのだが、紆余曲折あって参戦することに。
その紆余曲折も実にバトラーツらしく、自分にとってのバトラーツは最初から最後まで変わらないものとなった。

だが…いや、だからこそ、この大会に参加出来たのは光栄だった。
バトラーツの歴史の一部に関われて、本当に良かった。

バトラーツでは、貴重な対戦経験等もあり、書きたいこともまだまだあるのだが、長くなるのでこれくらいで…。

最後に、一番鮮烈に覚えていることだけ記しておこう。

カール・グレコ選手とのスパーリング。
本当に強かった。
あまりの実力差で、悔しさも全く無かった。
開始3秒でギブアップすることなど、おそらくプロレス人生で一度だけのことになるだろう。
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2月10日(金)ユニオン・新木場大会に参戦します。

石川修司&入江茂弘 vs 大家拳號&円華

チケットのご予約、お問い合わせ等は mashimo009@yahoo.co.jp まで。
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1月22日(日)フーテンプロ・川崎大会に参戦します。

池田大輔&小野武志 vs 真霜拳號&佐藤光留

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○TAKAみちのく&藤波辰爾&グレート・サスケ(17分22秒 片エビ固め)真霜拳號&HIROKI●&大森隆男
※みちのくドライバーⅡ

久しぶりの佐世保大会。

そして、KAIENTAI DOJOの本拠地・千葉でもなかなか集められない、豪華メンバーによる6人タッグ。

それもこれも、東日本大震災復興支援の名のもとに実現したもの。

個人としてもKAIENTAI DOJOとしても、まだまだ復興に協力していきたいと思います。
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