まだ20世紀だったある日のニッポン放送ショウアップナイター、神宮球場のヤクルトvs巨人戦で、未だに憶えている解説コメント。
詳しいシチュエーションは忘れましたが、ヤクルトが走者を1塁か2塁に置いて、右方向に進塁打を狙った池山隆寛さんが凡退。
解説の関根潤三さんが
「池山が、野球やっちゃいましたね。
バッティングやれば良かったんですよ。」
恐らく内角寄りの甘い球で、右打者の池山さんは普通に打っていけば長打も充分あったのを、無理に流し打ちに行って裏目に出たプレイ。野球中継で「野球やっちゃいましたね」というのが、深いなぁと思いました。
ソフトな語り口が大好きでした。実況担当の深澤弘アナウンサーとのコンビは、私の中では今でも日本一の野球実況コンビです。

関根さんは9日9時45分、東京都内の病院で老衰のため亡くなられました。
1927年3月15日生まれ(戸籍上の誕生日で、実際は1926年12月25日)の93歳。見事な大往生だったと思います。
温厚な人柄が皆から愛されたという関根さん。心からご冥福をお祈り申し上げます。



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現地時間21日、米国野球殿堂が今年の殿堂入りメンバーを発表しました。
全米野球協会在籍10年以上の記者の投票で75%以上(今年は397票中298票)の得票で選出だったそうですが、引退後5年で資格1年目だった元ヤンキース主将デレク・ジーター氏が文句無しの選出。
得票数は満票にはならず、僅か1票足りない396票。昨年の元同僚マリアノ・リベラ氏に続く史上2人目の快挙はなりませんでした。
米メディアが騒然としているとの事。果たして入れなかった一人は誰で、誰に投票したのか?
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日本高野連は19日、来春の第90回選抜高校野球記念大会からタイブレーク制を導入する事を決定しました。
延長13回から試合が決着するまで行う方向で、アウトカウントや走者の設定、決勝戦での実施の有無などは11月の理事会を目処に協議されるようです。
これに伴う形で準決勝までの引き分け再試合は廃止されます。
国際大会では一般的になってきているタイブレークを、以前から言われていた選手の健康管理(特に投手の投球過多問題)への対応と日程消化の両面から採用に踏み切った高野連。賛否両論分かれるところですが、一歩踏み出したのは評価すべきだと思います。
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4.18熊本県営藤崎台球場
巨人3-0東京ヤクルト

巨人が11年ぶりに熊本で公式戦を行いました。
'70~80年代頃は巨人の地方主催ゲームの日程は毎年パターン化していて、
①九州シリーズ(小倉(現北九州)・平和台・熊本もしくは大分)
②東北シリーズ(郡山・仙台・盛岡)又は北陸シリーズ(富山・金沢・福井)を隔年開催
③北海道シリーズ(札幌円山2連戦)
を5~7月にかけて開催していました。
しかしドーム時代が深まってきて地方遠征の日程が見直され、北への遠征が消え、九州シリーズも熊本・大分の試合が福岡ドームにシフトし、'06年を最後に熊本での巨人主催ゲームは行われませんでした。
そして去年、10年ぶりの巨人戦(vs中日)が藤崎台球場で開催される……はずでした。しかし熊本地震の発生により、球場もグラウンドに亀裂が出来たり、更にはバックスクリーンが倒壊するという大きな被害を受け、残念ながら中止となってしまいました。
それから1年、復旧した藤崎台でようやく実現した巨人戦。
余計に待たされた分、地元ファンの皆さんの喜びも大きかったのではないかと思います。
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今日予定の選抜高校野球決勝戦は、大阪桐蔭vs履正社という大阪同士のカードとなりました。
同一都道府県同士の決勝戦は'72年の日大桜丘vs日大三(共に東京)以来45年ぶりだそうです。

……しかし今回のカード、思い返してみたら一昨年の夏の大阪大会では1回戦で当たってしまっていたんですからね。つくづく「大阪大会はシードが無い」というのは恐い。
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