最後の直線で早めに抜け出した
⑤ウオッカ。最後方から猛烈に追い込む
⑩オウケンブルースリ。
最後鼻面の合った所がゴール!1完歩先ではオウケンが出ていましたが、フジテレビのカメラでは全くピッタリ。
中継で映し出された場内のモニターのゴール映像を見ても、「ウオッカが若干有利…かな?」と、断言できない程度。写真判定の結果、ウオッカが見事GⅠ通算7勝目を飾りました。
鞍上を武豊騎手からクリストフ・ルメール騎手にスイッチして臨んだジャパンカップ。レースはその武豊騎乗のリーチザクラウンが前半1000m59秒0と速いペースで引っ張り、ウオッカにとってはカンパニーの2着に敗れた毎日王冠のように「押し出されて先頭に立ってしまう」展開にならなかったのは幸いでしょう。
4コーナーでは2着オウケンは最後方、3着レッドディザイアは11番手、4着コンデュイットは9番手、5着エアシェイディは13番手。ハイペースで先行勢が総崩れに近い中で、勝ったウオッカが4コーナー5番手と前目につけて勝ったのは、やはり凄い馬です。
走破タイム2分22秒4。29回のJC史上3位の速さ。
ウオッカはまだ終わっていませんでした。
このレースで引退の可能性もありますが、出来ればあと半年は現役でいて欲しいと思います。
ウオッカとブエナビスタ・ブロードストリートとの対戦はやっぱりヴィクトリアマイルで観たいです。