無頼庵時報

日本のモータースポーツファンにとって夢のような瞬間が！

現地時間28日(日本時間28日深夜～29日早朝)に行われた、世界３大自動車レースの一つ･第101回インディアナポリス500マイルレースで、佐藤琢磨選手が日本人ドライバー初優勝を飾りました。
今年佐藤選手が移籍加入した名門アンドレッティはシーズン序盤から決して期待通りの結果を残してきたとは言えず、レースによっては全車リタイアして｢一体何台エントリーすれば完走できるのか｣と心配までされていました。
今年のインディ500で最大の話題だったのが、現役F1王者フェルナンド･アロンソ選手が、同日開催のF1モナコGPを欠場してのスポット参戦を実現させた事でした。200周のレース中27周にわたって先頭に立ったものの、残り21周で佐藤選手と同じホンダエンジンがトラブルを起こしストップ。そしてここからレースが激しく動きました。
リスタート直後に今度は隊列の中段で多重クラッシュがあり再びのイエローフラッグ。最後のリスタートで２番手から、残り５周で遂に先頭に。そのままポジションを守りきり、インディ500日本人初の表彰台を見事に優勝で決めました。
佐藤選手、チーム関係者の皆さん、心からおめでとうございます！

日本ダービーを勝つ馬は世代に１頭だけ。のみならず、競馬に携わる人達にとっても、ダービーを勝つ事はどれだけ大変な事か。

｢アイネスフウジン逃げ切りました！アイネスフウジンが逃げ切りました！２着にメジロライアン！
中野栄治！若者には負けてられない！｣
('90アイネスフウジン･中野栄治)

｢３馬身から４馬身！もう追う必要は無い！もう追う必要は無い！安田隆行、二冠達成！そして無敗の二冠馬誕生であります！｣
('91トウカイテイオー･安田隆行)

｢色々な事が言われました。色々な事も言われました。小島貞博、しかしミホノブルボン！馬の力を信じて好スタートから2400ｍを逃げ切りました！｣
('92ミホノブルボン･小島貞博)

｢先頭はウイニングチケット！ウイニングチケット！ウイニングチケット!!柴田これが念願のダービー制覇！柴田政人勝ちました！｣
('93ウイニングチケット･柴田政人)

｢夢を掴んだ武豊!!ついに夢を掴みました！｣
('98スペシャルウィーク･武豊)

｢河内の夢か、豊の意地か、どっちだ～！
エアシャカールか、アグネスフライトか！豊のV3か、河内洋悲願のダービー制覇か！
素晴らしい競馬です！武豊･河内洋、師弟コンビの一騎打ち！｣
('00アグネスフライト･河内洋)

｢マル外開放元年、新時代の扉をこじ開けたのは、内国産馬ジャングルポケット！角田晃一ダービー初制覇!｣
('01ジャングルポケット･角田晃一)

｢メイショウサムソン二冠達成！皐月ダービー決めました！瀬戸口厩舎、有終の二冠達成！｣
｢勝ったのは石橋守！22年目、二冠達成の瞬間です！｣
('06メイショウサムソン･石橋守)

｢復活のロジユニヴァース！６戦５勝のキャリアでこの日本ダービー頂点です！逆襲の横山典弘！｣
('09ロジユニヴァース･横山典弘)

今年夢を掴むのは誰か。
第84回東京優駿･日本ダービー、今日発走予定です。

日本国内に何千頭と居る３歳サラブレッドの中で、｢日本ダービー馬｣の称号を得る事が出来るのはたったの１頭だけ。


｢ミスターシービー物凄い競馬をやりました！｣
｢ミスターシービーからミスターサラブレッドへ！｣
('83ミスターシービー)

｢日本のサラブレッドから世界のサラブレッドへ飛躍する為に、その第一関門を突破いたしました！｣
('84シンボリルドルフ)

｢南井克己、左手を挙げました！一頭だけ違うのか！強い！本当に強いナリタブライアン！｣
('94ナリタブライアン)

｢外から音速の末脚が炸裂する！｣
｢今…今…一つの競馬の常識が覆された！｣
('96フサイチコンコルド)

｢これはもうフロックでも何でもない！二冠達成～！｣
('97サニーブライアン)

｢母ベガの二冠達成から６年、またもその息子が輝く一等星に！｣
('99アドマイヤベガ)

｢やっぱり強かったタニノギムレット！今度こそ、今度こそ、今度こそ末脚炸裂～!!｣
('02タニノギムレット)

｢今、最強の大王が降臨した！キングカメハメハ強し！｣
('04キングカメハメハ)

｢このスピード！そしてこの強さ～！ついに決めた13年ぶり、無敗の二冠馬誕生!!そして秋の京都へ衝撃は引き継がれます!!｣
('05ディープインパクト)

｢何と、何と、64年ぶりの夢叶う!!ウオッカ先頭!!牝馬が見事に決めました～!!｣
('07ウオッカ)

今年世代の頂点に立つのはどの馬か。

地方競馬で各地のダービー６レースを１週間に集中して開催していたダービーウイークが、今年からダービーシリーズとしてリニューアルします。
シリーズ外だった高知と、金沢に新設されるダービーを加えて、23日間で８つのダービーを行う事になります。
日程は以下の通り。

５.28佐賀/九州ダービー栄城賞
６.１門別/北海優駿(ダービー)
６.６名古屋/東海ダービー
６.７大井/東京ダービー
６.11水沢/岩手ダービーダイヤモンドカップ
６.15園田/兵庫ダービー
６.18高知/黒潮ダービー･高知優駿
６.20金沢/石川ダービー

各レースの優勝馬は７.12大井のJpnⅠ･ジャパンダートダービーの地区代表に優先的に選出され、また東京ダービーでは２着以内に優先出走権が与えられます。

各地の砂の３歳No.１を決める闘いが、いよいよ最高潮を迎えます。

昨日18時25分、スペル･シーサー様からあしあとを頂きました。
選手の方からのあしあとは、非常に嬉しい限りです。

有難うございます。
マット上での復活も待ち望んでおります。