無頼庵時報

かつて新日･全日･NOAH等でバイプレイヤーとして活躍した永源遙さんが、28日に急性心筋梗塞で急逝されました。
70歳でした。
自宅近くのサウナで倒れたということです。
大相撲を廃業して東京プロレス(日本プロレスを追放された豊登さんが猪木さんを引き抜いて立ち上げた団体。２シリーズで崩壊)に入門して'66年にデビュー。その後日プロ→新日→ジャパン→全日→NOAHと渡り歩いたプロレス人生でした。
全日では故･大熊元司さんや渕正信選手と悪役商会を結成し、ジャイアント馬場さん･ラッシャー木村さんらファミリー軍団とのエンドレス抗争が前座の名物となりました。
この時永源さんを代表するムーヴとなったのが｢観客へのツバ攻撃｣でした。
エプロンでロープを背にして大きく胸を反らされ、相手が後ろからロープ越しに胸板にパンチを一撃。その衝撃で吹き出したツバが、放物線を描いて客席に……観客達は新聞やパンフレットで防御するというのがお約束になっていきました。
あまり知られていませんが、実はこのムーヴは既に新日時代にやっていたそうです。

もしかしたらもう天国で大熊さんと組んで、ファミリー軍団vs悪役商会の４人タッグをやっているんでしょうか。
心から御冥福をお祈り申し上げます。

全日11.27両国でのアジアタッグ選手権で第100代王者チームとなった渕正信＆大仁田厚コンビ。
明けて今日28日が、かつて苦楽を共にした｢若手三羽烏｣の残り一人であった薗田一治(ハル薗田)さんの命日だった事を試合前の大仁田選手のコメントからずっと強調していました。
全日での新人時代は若手三羽烏と呼ばれ、'79年からの米国武者修行でマスクマンのマジック･ドラゴンに変身して凱旋。'85年に小林邦昭さんとのマスカラ･コントラ･カベジェラ戦で敗れて素顔になった後、ハル薗田に改名しました。
実直な人柄を誰もから評価され、バイプレイヤーとして活躍した傍ら若手のコーチを兼任し、デビュー前の田上明･小橋健太(後に建太)･菊地毅･北原光騎といった選手達を育てました。
'87年９月に結婚。しかしそのわずか２ヶ月後に悲劇が訪れました。
当時南アフリカでプロレス興行を行なっていたプロモーターがおり、そのブッカーを務めていたタイガー･ジェット･シン選手の招聘に応えた全日(と言うかジャイアント馬場さん)が新婚旅行を兼ねて薗田さんを派遣しました。
11月27日に日本を出発。乗り継ぎ地の台北から現地へ向かった南アフリカ航空295便が、翌28日にインド洋上モーリシャスの近くで機内火災が原因で墜落。薗田さん夫妻をはじめ乗員乗客全員死亡という大惨事になってしまいました。
12月に後楽園ホールで行われた追悼セレモニーで、リング上で弔辞を述べた馬場さんは遺影の前から動けなかったそうです。
薗田さんが開発したスライディングキック(土井成樹選手のバカタレとは違い、サードロープを潜って両足でリング下の相手を蹴るベースボール･スライド)は何人かの選手に受け継がれました。

没後29年、数えで30回忌。
昔こういう人がいたと語り継ぐ事が、その人を忘れない事になると、アジアタッグ新王者組が思い出させてくれました。

当然今日は「女子中学生」ではなくジャパンカップです。
前回外国調教馬が馬券対象になったのは10年前、外国調教馬勝利に至っては15年前という、初期JCを知る者からは隔世の感があります。

私はデータ的に強い「前走国内ＧⅠ｣組を中心に、
３連複フォーメーション印順に
⑯⑨⑭≡⑯⑨⑭④≡⑯⑨⑭④⑰①③
3000円で22点買い。

今朝起きたら、ATPツアーファイナルズの決勝戦、アンディ･マレーvsノバク･ジョコビッチの試合が進行中。
マレー選手が優勝とATPランキング年間１位を直接対決で決めた瞬間を観る事が出来ました。

観ていて初めて気付いたのが、ジョコビッチ選手のウェアがユニクロ。
て事は、準決勝のvs錦織戦はユニクロ対決だったわけだ。
(ちなみに、マレー選手のウェアはUNDER ARMOUR)

SPAT4(南関東４競馬場のインターネット投票)のプレミアムポイントのサイトに、｢名馬を探せ｣というゲームがあります。
１つの競馬場の中の４ヶ所から１ヶ所を選び、出てきたのが(ハズレあり)

◆ポニー→10pt
◆競馬場のマスコットキャラ→100pt
◆その競馬場元所属の伝説の名馬→1000pt

10月初旬までの大井競馬場編に続いて今は川崎競馬場編ですが、伝説の名馬がエスプリシーズ('04年川崎記念など重賞５勝)が１回出てきただけ。
大井競馬場編でもめったに名馬は引けませんでしたが、それでもボンネビルレコード･フジノウエーブ･トウケイホープと３頭出たのに比べると……
ロジータ(牝馬で'89年の南関東牡馬三冠･東京大賞典･'90川崎記念)出ないかなぁ。