無頼庵時報

DDT８･18武道館のKO-D無差別級･飯伏VSケニー戦を改めて観たんですが、物凄い試合になるのはわかっていた…つもりの、その遥かに上を行く壮絶な試合でした。
実況の音声では拾えていませんでしたが、飯伏選手の雪崩式奈落フランケンシュタイナーが飛び出した辺りから、客席から｢わかったから、もうやめてくれ！｣という声が上がっていたといいます。
わかったから、もうやめてくれ…かつてレールシティ汐留(現在は日本テレビ等が建っているエリア)での大仁田厚VSターザン後藤の初のノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチや、その再戦となった川崎球場でのノーロープ有刺鉄線金網電流爆破デスマッチ(FMW初の川崎球場。私は新日横浜アリーナからのハシゴで観戦した一人です)で飛んだ叫びでした。
通常ルールの試合で同じ悲鳴を上げさせてしまう二人…どちらかが、或いは二人とも壊れてしまうのではないか、或いはそうはならなくともゴールデン☆ラヴァーズが消滅してしまうのでは…
雪崩式フェニックス･プレックスからのフェニックス･スプラッシュで飯伏選手が３カウントを奪った後、解説の鈴木健.txtさんが｢二人とも無事で良かった｣と言っていたのは、全てのファンの思いに他なりません。
そしてその後にサンプラザ中野くんの生歌｢大きな玉ねぎの下で｣…これがまた切ない歌で。
昔全日の武道館で試合後の客出しのBGMにこの曲を使った時、私の近くの席にいた人が｢武道館の歌だからって、こんな悲しい曲を使わなくても｣と不満を言っていたのを思い出しました。
この歌の中、最後に男色ディーノ選手に肩を抱かれて花道からリングに戻ってきた飯伏選手。片やケニー選手がこのエンディングに姿を見せなかったのは、どうしても気になって仕方ない。
新木場のビアガーデンプロレスでの変則３本勝負から４年ぶり２度目の一騎打ちで｢次やったら死にます｣という程の高みに達してしまったゴールデン☆ラヴァーズ対決。個人的にはこれ以上は怖すぎるので、余程の事が無い限りはこれで封印してほしいと思います。

それにしても、やっぱりケニー選手のコメントが読みたい。

８月のイベントと言えばプロレス界ではG1 CLIMAX、オタクな人達の間ではコミックマーケット。
夏コミとG1の最終日は重なるから、両国のチケットは手が出せないんだよなぁ…。

で、今回のコミケには新日が企業ブースに出展します。
(今年から親会社となったブシロードの隣)
私もコミケに行きますが、最終日は15時半位迄はひたすら同人誌を買いまくっているから、企業ブースに行く時間はほとんど…。
せめて昨日から休みだったら。

昨日横浜･三ツ境中央商店街での大日本･商店街プロレスを観戦したんですが、そこに来ていた女の子の一人が…
見た感じは中高校生っぽい美少女。小柄ながら出るところは出ている、古い言い方をすればトランジスタグラマー。今時で言うならロリ巨乳。
そんな娘が着ていたＴシャツが…

赤の｢大日魂｣。

思わず写真を撮りたくなるのを、必死に我慢してました…。