無頼庵時報

私の収入は「日給月給」なので、休みが多いと(遊びに行く時間は取れても)その分収入は減ってしまいます。
建設業界の不況が続く昨今、今入っている現場が近々終わるとなると、ただでさえ懐具合が心配になってきますが…そこへ持ってきて10月のスカチャン162のＰＰＶスケジュール。

10・３　三沢光晴追悼興行　大阪府立第一
10・10　ハッスル・ジハード2009　両国国技館
10・12　蝶野正洋25周年特別興行　両国国技館

ドラゲーの府立第一が11月で助かった…

今回の「キテレツ！マッチョ通信」によれば、闘龍門での土井成樹選手のデビューに当たって、ウルティモ・ドラゴン校長が考えたリングネームは「セカンド土井」と「カメラの土井」(勿論、故・土井正三さんが野球評論家時代にＣＭ出演した「カメラのドイ」のパロディ)の２通りだったそうです。ここで校長が相談した相手が、土井選手の１期先輩の横須賀享(当時は望月享)選手。で、享選手の意見で「セカンド土井」となりましたが、もし「カメラの土井」になっていたら果たしてどんな選手に…。

リングネームの「セカンド土井」
技名の「ゴールデングローブ」「Ｖ９クラッチ」
全て土井正三さんという存在があっての名前。
もし土井さんがＶ９巨人に居なければ、土井成樹というレスラーも存在していたかどうか…

昨日、元巨人Ｖ９の名二塁手・土井正三さんの死亡記事がスポーツ紙のトップを賑わせたのと、週プロモバイルの「キテレツ！マッチョ通信」で土井成樹選手のリングネーム秘話が掲載されたのが同じ日というのは、何か偶然を通り越した運命みたいに思えてしまいます。

土井正三さんの現役時代のプレイで恐らく永遠に語り継がれるであろう、'69・10・30後楽園球場での日本シリーズ巨人VS阪急第４戦。
阪急ブレーブス(現オリックス・バファローズ)が０−３でリードの４回裏無死１・３塁。３塁走者土井さん、１塁走者王貞治さん、打者長嶋茂雄さんという場面。ここで長嶋さんは空振り三振に倒れますが、王さんが２塁へスタート。岡村浩二捕手が２塁へ送球する瞬間、ダブルスチールで土井さんが本塁へ突入しました。
本塁をブロックする岡村捕手。あえてスライディングせず、立ったままそのブロックに突っ込んだ土井さん。
直後土井さんが三塁ダッグアウト方向へ大きく跳び、傍目には土井さんがブロックに跳ね飛ばされた様に見えました。
ところが岡田功球審はセーフの判定。これに激高した岡村捕手は岡田球審を殴り、日本シリーズで今に至るまで唯一の暴行による退場となってしまいました。このプレイをきっかけに巨人は一挙６点を挙げて逆転。試合自体も９−４で巨人がものにしました。
ＴＶのビデオ技術も今ほど発達しておらず、周りの誰の目にもブロックが効いている(土井さんがホームを踏んでいない)様に見えていましたから、このプレイの直後は岡村捕手への同情と岡田球審への批判の声が高まりましたが、翌日様相が一変しました。スポーツ紙に掲載されたクロスプレーの写真。ブロックの両足の間から、確かに土井さんの左足がホームに届いていました。
後年土井さんはこのプレイについて、「自分よりも、あれを見逃さなかった岡田さんの目が凄い」と言っておられたそうです。

引退後は巨人のコーチやオリックスの監督(この時にイチローをドラフトで獲得した)を務められましたが、後に'07・６月の巨人通算5000勝記念セレモニーに車椅子で登場した姿は衝撃でした。このセレモニーの後、'07・３月に膵臓がんの手術を受けた事を公表し、以降は闘病生活を送っておられました。
'09・９・25その膵臓がんの為永眠。享年68歳(満67歳)。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

プロレスＫＩＮＧの予約を…間違った…
ＧＡＯＲＡでは今年最初(で最後？)のみちプロなのに…

10・８のリピートは忘れない様にしないと。

西武鉄道の撮影に行ってお目当ての編成が来ないと悟り、帰りのレッドアローの車内でワンセグで巨人VS中日の中継を観たら、５回裏で４−３で巨人がリード。
これは良い所に間に合うと思い、予定を変更して池袋から丸ノ内線で後楽園に出ました。

東京ドーム３塁側内野入口前の広場には大型のモニターが常設されており、周りには数百人のＧ党達。その中に入ったのが７回が終わった頃。刻一刻と迫るその瞬間を待ち構えていました。
９回表２死。ドームの外でも「あと１人」コールに「マーク」コール。
立浪の３塁ライナーで優勝決定!!

結構皆落ち着いた様子ながら、優勝の喜びを分かち合っていました。

こういう中に一緒に居るって、やっぱり気持ちが良いです。