「私の中のさくらえみは今日で終わり」
「アイスリボンを作ってくれて有難う」
アイスリボンの「これから」と「これまで」が、藤本つかさ選手のこの二言に集約されているのでは。
さくらえみ選手が(我闘姑娘とのケンカ別れとは言え)10年前にアイスリボンを立ち上げていなければ、この日の文体も、マッスルビーナスの企画も恐らく無く、今の「つっか」も居なかった。
セミのタッグで高橋奈七永選手と組んださくら選手は、普段の我闘雲舞では恐らく見せないだろうシビアな攻めを次々繰り出してきました。
以前NEOの川崎市体で観た時(この時はまだアイスリボン所属)にはこんな感じはしなかったんですが。
それでもさくら&奈七永組の攻勢をフラフラになりながら凌ぎきり、ビーナスシュートでさくら選手を破った藤本選手。
そしてメインのICE×∞選手権は、「アイスリボンのさくらえみ」を直接知らないキャリアの2人、世羅りさ選手と優華選手の対戦。
10年目の到達点は、まだ通過点です。
エンドロールの映像に、これまでの10年に所属・参戦した全選手の名前が流れたのがとても良かったと思うんですが、多分SAMURAIの2時間枠には入らないだろうなぁ……