今日の兵庫地方競馬・園田競馬の8レースで、中央・地方を通じての最多連敗記録を更新中だったエリザベスクィーン(牝7歳)が、166戦目にして遂に初勝利を挙げました。
'03年に道営札幌でデビューした後、北海道〜佐賀〜北海道〜東海〜北海道〜佐賀〜北海道〜兵庫〜北海道〜兵庫と籍を変えながら休まず走り続け、'06秋の最初の兵庫移籍からは水が合ったのか、兵庫(園田・姫路の2場)ではコンスタントに5着以内(着順掲示板に載り、本賞金が出る)に入るようになっていました。特に今年は0秒2差の2着が2度(その2度目が連敗記録更新の162敗目でしたが)あるなど、初勝利への期待は高かったのではと思います。
手綱を取った板野央騎手は「大きなレースを勝てた位に嬉しく思う」と語っています。
そもそもデビューから5年間勝てなかった馬を引退させずに初勝利にまで導いたのは、馬主・関係者の皆さんの愛情の大きさが見て取れる感じがします。
皆さん、おめでとうございます。
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