一昨年の「武豊TV!」での「ジョッキー新年会」で、武幸四郎騎手が冗談交じりで
「今年('07)調教師試験に合格したら、親父の厩舎継げるんですよ」と言った時、あぁもうパパ武もそんな歳なんだと思ったんですが。

JRAでは調教師の定年(70歳)は2月末にやって来ます。今年は栗東トレセンの中尾正師(イブキマイカグラ='90阪神3歳S)、浜田光正師(ビワハヤヒデ='93菊花賞、'94天皇賞・春、宝塚記念/ビワハイジ='95阪神3歳牝馬S/ファレノプシス='98桜花賞、秋華賞、'00エリザベス女王杯)と並んで、決して忘れ得ない人がその定年を迎えました。
騎手時代は「名人」「ターフの魔術師」、調教師となり、息子の武豊騎手が活躍してからは「パパ武」とも呼ばれた「タケクニ」武邦彦調教師
現役騎手時代通算1163勝(当時全国6位・関西1位)。ロングエースの'72日本ダービー、タケホープの'73菊花賞(ハイセイコーを鼻差破る)等現在のGⅠに相当するレースは11勝。
調教師通算は先週まで374勝(重賞18勝)。GⅠはバンブーメモリー('89安田記念、'90スプリンターズS)メジロベイリー('00朝日杯3歳S)で3勝しています。
やっぱり忘れられないバンブーメモリー
安田記念は岡部幸雄騎手を鞍上に常識破りの連闘でV。
「これは岡部の魔術でしょうか!」とフジテレビ堺正幸アナは口にしていました。
スプリンターズSは武豊騎手との親子コンビで制覇。
このコンビGⅠ、これが唯一になろうとは。

明けて今日の武邦彦調教師ラストデー。
2R・7R・8R・9R・10R・11R(GⅢアーリントンカップ)に管理馬6頭が出走します。
10Rでは豊騎手、他のレースは幸四郎騎手が手綱を取り、息子兄弟が引退に花を添えます。
これでメインを勝ちでもしたら、こんな派手な調教師引退も無いでしょうね。
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