競馬ファンや関係者の間で「薔薇一族」と呼ばれている血統があります。
'88年生まれのフランス産牝馬ローザネイを祖とする牝系(母系)の血統で、馬名に薔薇に関係する言葉が使われている場合が多いことから薔薇一族と呼ばれています。
ローザネイの産駒ロゼカラー('95デイリー杯3歳(現2歳)ステークス)、ロサード('02オールカマー等重賞5勝)、ヴィータローザ('03セントライト記念等重賞3勝)、更にロゼカラーの産駒のローズバド('01フィリーズレビュー等重賞2勝)、ローゼンクロイツ('07金鯱賞等重賞3勝)…これだけ活躍しながら、GⅠ/JpnⅠとなると今迄本当に縁がありませんでした。
ロゼカラーは'96秋華賞での3着が最高。ローズバドは'01のオークス・秋華賞・エリザベス女王杯と立て続けに2着。ロサードはGⅠ/JpnⅠを11戦、ヴィータローザは4戦して掲示板に乗れず。ローゼンクロイツは'05菊花賞3着が最高…
こんな状況を打開するのを期待されていた、今日の朝日杯フューチュリティステークスの1番人気⑧ローズキングダム。新馬戦→東スポ杯2歳S(JpnⅢ)を連勝してここに臨んできました。
東京と中山の馬場の違いもものかは、1分34秒0の好時計でJpnⅠ制覇!
一族とそのファンの鬱憤を晴らすかのような快勝で、世代では芝最初のチャンピオンホースとなりました。

かつてシルバーコレクター(GⅠで2着を量産した)でファンの多かったステイゴールドが、引退レースの香港ヴァーズで、それも最後の1完歩での逆転で遂にGⅠ馬となった後、産駒も晩成かなぁと思っていたら初年度産駒のドリームジャーニーがいきなり朝日杯を勝って、驚くと同時に父親のファンは溜飲を下げたものです。
「勝つ時は結構あっさり持ってっちゃうもんなんだなぁ」と、何かその事をちょっと思い出しましたね。
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1件のコメント


  1. byヤクルト狂 on 2009年12月21日 @11時39分

    GIレースでの連敗やっと止まったよ(笑)でも当たってガックリ???だって朝日杯始まって以来の最低の払い戻し金だもんね〜どうせなら3着にガルボがくれば良かったのに....

    それにしてもローズキングダム強すぎたね余裕を持って楽勝だもんね〜...二代目ディープインパクトになれるかも???どんな成長を見せるか来年が楽しみだね......

    今週はGIラストを飾る有馬記念だ小兵で頑張るドリームジャニーが初夢を見させてくれないかな(笑)いい穴馬情報がわかったらこそっと教えてよ...金曜くらいまでに、、オネゲーしますダ...