日本相撲協会の北の湖理事長が、20日18時55分、直腸ガンによる多臓器不全で急逝されました。
62歳でした。

現役当時は21歳での横綱昇進をはじめ、数多くの最年少記録を打ち立て、横綱としての前半は5歳年上の横綱輪島との「輪湖時代」。更には遅れて昇進した三重ノ海・二代目若乃花、輪島引退の後に横綱となった千代の富士を相手に存分に強さを発揮。
全盛期にはあまりの強さにアンチも多く現れ(かく言う私も輪島を応援していました)、'79-80年頃には嫌われ者の代表として「江川・ピーマン・北の湖」などという流行語まで出てきた始末。
幕内通算優勝24回(史上5位)を達成し、31歳で現役引退し一代年寄北の湖を襲名。
相撲協会の理事長となり、弟子の不祥事等で一度は辞任しましたが'12年に再登板。
晩年は病魔と闘いながら、亡くなる前日の九州場所12日目まで現場での公務をこなしておられました。

昭和の大横綱にして名理事長・北の湖敏満さん。
心から御冥福をお祈り申し上げます。
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1件のコメント


  1. by- on 2015年11月25日 @11時57分

    そうなんですよね…北の湖部屋の力士だったんですよね…

    親方の御霊が安らかにおだやかに在ります様にと願うばかりです(;つД`)