「No power! No power!」
チェッカーフラッグまであと5分と少し。無線から飛び込んできた中嶋一貴選手の悲痛な叫びに、中継を観ていた日本中のファンが凍りついた瞬間でした。
ル・マン24時間レースの終了間際。2位のポルシェ2号車に1分差をつけ、あと2周足らずを普通に走りきれば悲願の総合優勝だったトヨタ5号車。
電気系なのか、ターボのトラブルなのか。みるみるスピードが落ちていき、ホームストレートに入った所でついに止まってしまい、ポルシェに交わされた後は、あまりにいたたまれなくて画面をF1ヨーロッパGPに変えてしまった私でした。
一応再起動はなんとかしたものの、最後の1周に11分以上かかった事が最低速度違反となり、5号車は失格。
3周遅れで完走したトヨタのもう1台・6号車が繰り上げ2位となりました。
この後例えスパ・フランコルシャンを勝とうが、富士6時間を勝とうが、世界耐久選手権シリーズで仮に総合優勝しようが、絶対消せない今日の悔しさ。
来年のル・マンでのリベンジの為の道程は、既に始まっています。
[Web全体に公開]
この記事の前後の記事(新着順)
・新藤力也リングアナが「グループ内」移籍
2016年06月29日  [Web全体に公開]
ムードCome on inヒロシ~福田洋選手が改名~
2016年06月25日  [Web全体に公開]
【閲覧中】トヨタ、ル・マンの悲劇
2016年06月20日  [Web全体に公開]
・スポーツ中継ザッピング三昧
2016年06月19日  [Web全体に公開]

0件のコメント