ちょっと古い話ですが、鈴木健.txtさんのブログ「KEN筆.txt」9.2アップの記事を読んで驚いたのでここに。
WWEサマースラムのUS王座戦・AJスタイルズvsケビン・オーエンズで、オーエンズ選手が馬乗りでパンチを放った場面で、特別レフェリーのシェイン・マクマホンが反則カウントを数え、オーエンズ選手はカウント2で次の攻撃に移行したところ、日本語実況のコメンテーターを務めるFUNAKI選手が
「いや、パンチはいいはず……」
と呟き、その後
「WWEルールでパンチ自体がOKになったんですよ。だから最近、レフェリーが『手を開け』という指示が無いんです」
と説明したそうです。

この件について引っかかりを覚えた方は他にもいらして(詳しくは健さんのブログからリンク先にジャンプするのをお勧めします)、まとめてみれば'08年のレッスルマニアでのビッグショーvsフロイド・メイウェザー(無敗で5階級世界王座を獲得した名ボクサー)戦以降、コーナーとマウント以外のパンチが合法化され、完全合法化はFUNAKIさんの知り合いのレフェリーによれば「いつからだったか憶えていないが'11年頃では」といい、今年2月に英語版が発行されたWWE公式ルールブックで明文化されたようです。
ちなみにシェインの前回のレフェリングは'08年であり、'10~'16年の6年間WWEを離れていたので、その間のルール変更を知らなかったとすれば反則カウントも納得がいく……という事のようです。

ビッグショー選手のKOパンチやローマン・レインズ選手のスーパーマンパンチが何故フィニッシュムーヴとして認められるか、それは既に反則ではないからという事でしょうか。
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