プロレスに限らずどんなジャンルでもそうですが。

実況の矢野さんのコメントにもありましたが、「ハッスル・ジハード2009」のラインナップは何気にツボでしたね。
長州選手が久々にハッスル参戦。
懐かしの「ゴールデンカップス」(GSではない)が安生洋二&200%マシンで復活。
(オリジナルメンバーは安生洋二・高山善廣・山本健一(現:山本喧一)の3人。後になって200%マシンや300%マシンが登場しました)
そして、かつてUWFインターの神宮球場大会で対戦した高山VS川田戦。
長くファンを続けていると「そうそう!あったあった」って思い出せるのが絶対に得です。
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競馬評論家・井崎脩五郎センセの著書にも書かれている、ご本人の結婚にまつわる有名なエピソード。
現在の奥さんに一目ぼれした井崎センセ、'79年の日本ダービーで一大決心しました。

一番人気は皐月賞2着のカツラノハイセイコ。'73年の皐月賞馬で稀代のスーパーアイドルホース・ハイセイコーの初年度産駒でした。この馬名の後半の「セイコ」が彼女の名前の読みと一緒だった事から、井崎センセは彼女との結婚をカツラノハイセイコに賭けました。
「もしカツラノが勝ったら、指輪買って結婚しちゃおう。負けたら、縁が無かったと思って諦めよう。」
そう決めて井崎センセは、有り金全部カツラノハイセイコの単勝馬券につぎ込みました。

カツラノハイセイコの鞍上は松本善登騎手。この年の毎日杯での落馬事故で再起不能の重傷を負って引退した弟弟子の福永洋一さん(現役の福永祐一騎手の父)の後を受けて主戦騎手を務めていた、武田文吾門下のベテランでした。
父ハイセイコーが3着に敗れたダービーの雪辱戦。直線残り100mでテルテンリュウを振り切ったカツラノを、嶋田功騎手(現:調教師)のリンドプルバンが猛追して捉えたかどうか?というところでゴール。そして10分以上に及ぶ写真判定の結果…
カツラノの勝利と井崎センセの結婚は「鼻差」で決まりました。

'65年の有馬記念を五冠馬シンザン(これが引退レース)で制した松本騎手はこのダービーの時45歳。当時の最高齢ダービー制覇でしたが、残念な事に'81年にがんの為に他界。これが最後の栄冠になりました。
敗れた嶋田功師は「('73年のダービーでタケホープで優勝)ハイセイコーを負かして、ハイセイコーの子に負けたんだから納得しているよ」と語っています。

井崎センセのキューピッドになったカツラノハイセイコは、一昨日栃木県のJBBA那須種馬場で老衰の為世を去りました。
33歳。人間ならば100歳をゆうに超えての大往生です。
今度は空の上から、孫ゴーカイ(中山グランドジャンプ2勝)の子供が少しでも勝てるよう見守ってあげて下さい。

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