日本ダービーは皐月賞で不可解な惨敗を喫した①ロジユニヴァースが4馬身差の圧勝で大復活を果たしました!
2着⑫リーチザクラウンも皐月賞惨敗組。他方、皐月賞1〜3着の⑱アンライバルド・⑯トライアンフマーチ・⑪セイウンワンダーは12・14・13着とまるっきり裏返しの結果になりました。
ロジユニヴァースの横山典弘騎手は24年目で初の日本ダービー制覇。
かつて'90年に1番人気のメジロライアンに騎乗し、中野栄治騎手(現調教師)騎乗のアイネスフウジンの逃げを捕らえきれずに2着。19万人の「ナカノコール」の中で悔しい思いをしてから19年後に遂に悲願達成となりました。
私の馬券はアンライバルドとセイウンワンダーのどちらも消えたので外れましたが、ロジとノリのコンビに大拍手です[拍手]
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明けて今日は第76回東京優駿(日本ダービー)。
私が初めて馬券を買って生観戦したダービーは21年前、'88年の第55回ですが、この時のダービーでは作家の高橋源一郎さんが大勝負をしていました。
オークスの直前、高橋さんの小説「優雅で感傷的な日本野球」が第1回三島由紀夫賞を受賞しました。その記者会見で賞金100万円の使い道を聞かれた高橋さんは「ダービーに全部賭けます。買う馬も決めています。」と答え、一躍時の人になりました。
高橋さんが買ったのはメジロアルダンの単勝。'86年の牝馬三冠・メジロラモーヌの半弟でした。
そして当日。高橋さんの100万円を背負ったメジロアルダンは直線で一度は先頭に立ちましたが、最後はサクラチヨノオーに差し返されて2着。三島賞の賞金は一瞬にして消えました。
(この一連の流れは、前々夫人の高橋直子(現姓:谷川)さんが「競馬の国のアリス」で詳しく書いています。興味のある方は古書店や図書館を探してみて下さい)

このダービーがきっかけになり、同年サンケイスポーツ東京版で予想コラム「こんなにハズレちゃダメかしら」がスタートし、現在迄21年近く連載が続く息の長いコラムになっています。
30日付けの紙面での前日予想では⑪セイウンワンダーに◎。当日予想の文章が楽しみです。
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