プロボクシングで3度の世界ヘビー級王者に君臨したムハマド(モハメド)・アリさんが、現地時間3日に呼吸器系の病気でアリゾナ州フェニックスの病院で亡くなられました。
74歳でした。

正直に言えば、アリさんの現役時代のボクシングの試合は、TVで一度しか観た記憶がありません。
但し'76.6.26武道館の「格闘技世界一決定戦」猪木VSアリは、当時小学6年生で生中継を観戦しました。
当時は世間からは酷評された試合となりましたが、私は15ラウンドを手に汗を握って観戦していた記憶があります。

猪木さんのテーマ曲「炎のファイター」は、映画「アリ・ザ・グレーテスト」の「アリ・ボンバイエ」をこの試合の後に譲られたもの。
この「ボンバイエ(ボマイェ)」から取られたのが、中邑真輔選手のボマイェ。
そして映画でも描かれたキンシャサの奇跡('74年に当時の王者ジョージ・フォアマンに挑み、圧倒的不利の下馬評を覆して8ラウンドKOで7年ぶりに世界ヘビー級王座奪回)は、ボマイェのWWEでの技名「キンシャサ」へと、記憶はつながってゆきます。

現役引退後、'80年代半ばからはパーキンソン病との闘いを強いられたアリさん。'96年のアトランタ五輪開会式で、震える手で聖火台に点火した場面は忘れられません。

心からご冥福をお祈り申し上げます。
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