地方13戦10勝・JRA2戦0勝、重賞8勝という競走成績を残して繁殖入りしたロジータ。えてしてこういう牝馬は産駒の成績が奮わない事が多いのですが、彼女は違いました。
初年度産駒のシスターソノはJRA2勝で阪神3歳牝馬S(現阪神ジュベナイルフィリーズ)に出走。
3番仔オースミサンデーは弥生賞2着。
5番仔イブキガバメントはJRA重賞2勝。
6番仔カネツフルーヴは'02帝王賞・'03川崎記念のJpnⅠ2勝を含む重賞4勝。
シスターソノ産駒のレギュラーメンバーが'00ダービーグランプリ・'01川崎記念・'01JBCクラシックを制しています。

川崎競馬ではくしくも今晩、彼女の名を後世に残す3歳牝馬限定のSⅠ重賞・第28回ロジータ記念が行われます。
春の実績馬に混じって、前走古馬のB3クラスを勝った上がり馬の⑭ローレライが、ロジータの牝系の曾孫に当たります。母アルデュイナは1勝馬でしたが、祖母アクイレジアは川崎開催の関東オークス2着馬。
幾多の実力馬が、血脈を継ぐ馬が、新たな伝説を生まんとする舞台。
自らの名を冠したレースを、きっと彼女は天から見守ってくれていると思います。

改めてロジータのご冥福を祈ります。
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