俺たちはつどーむの中に入り,Motchyさんの旦那様と1号くんともご対面。

ご挨拶の後,会場の中の休憩所で,露店で購入したランチを食しながらしばし皆で歓談となった。

長男の1号くんは鉄道マニアで,絵の才能豊かな小学5年生である。

写真で見るよりずっとハンサムさん。お母さんのMotchyさんに似てるかな。

俺のことは何となく,顔だけは知っていてくれたのだが,自己紹介を終えると,
「母さんとどういう関係?」
と質問された。

その日初めて会うのに親しげなのが,ちょっと不思議だったのだろう。

だから,マメさんのブログ(掲示板)のコメントで知り合い,ネット上でお友達になった…ということを話して聞かせた。

彼らはマメさんにも試合を観に行ったときに会っており,ああいう絶大なインパクトの風貌なので,
「ああ。マメちゃんか」
と,マメさんのことはちゃんと覚えていた(笑)。

俺は1号くんのことはお母さんのブログを読んでちゃんと知ってることを,伝えた。

1号くんの描いた列車の絵や夕陽の浮かぶ海の絵の感想を伝えたりも,した。

本当に,静物や乗物の絵は子供とは思えないくらいのクォリティなのだ。

なのに,生き物や人物となるととたんに稚拙というか,さっさと描いて終わらせてしまいたい的な筆致になるのはどうしてなのか…

その訳が知りたかったのだが,あまりにも時間が短かったので,答えは得られなかった。

会ったら必ずしようと思っていた思い出話もした。

昨年5月5日の大日本プロレス横浜文体に彼女らは行ったのだが,俺はテレビで生中継を観戦。

Motchyさんのリアルタイムでのつぶやきにコメントをして,離れていながらにして一緒に観戦するという至極楽しいことをしてた訳だが…

全試合終了後,解説席で登坂さんと須山さんが大会の感想を述べるところが映ったときに,1号くんがそろりそろりとカメラ目線で後ろを歩いて来たのが映った。

俺はすぐに「1号くんだ!!」と気づいた。

(1号くん!!やったじゃないか…!!)

知っている人がテレビに映ると何でああ,嬉しいんだろう(笑)と思いながらガッツポーズ。

1号くんが映ったのはその1回だけでは,なかった。

だんだんノリノリになってきて,何度も何度もおどけた足取りで解説席の後ろを横切ってゆく。

オバケのようにだらんと両手をたらしながら,舌を出したり白目を剥いたりしての大変顔。

俺はしっかり録画しながら観ていたので,後で静止画面にして写真を撮って送ってあげようと思いながら大笑い。

解説席の真後ろにいい歳こいてへばりつき,カメラに向かってずーっとキメ顔をぶっこいていた,若干気持悪めのオサーンがいたのだが,そのオサーンでさえ1号くんのおどけっぷりにビビッていたのが見ていて爽快だった。

しばし,その思い出話で盛り上がったが,俺は1号くんにはきいてみたいことがもう1つあった。

1号くんは小学5年生という若い身空で,西城 秀樹に激しくハマッているのである。

続く。
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俺は長年札幌に住んでいながら『雪まつり』にちゃんと行ったことは1度しか,ない。

確か,小学2年生のときに行ったきり。

人混みが凄くていっぺんで嫌になり,寒いのにわざわざ出掛けるということが理解出来ず,雪像や氷像ならテレビや絵はがきで眺めるだけで充分だと思った。

昔『雪まつり』の時期を狙って新日本プロレスが札幌で試合をしていたときは,かなりの確率で外人選手(withマサ斎藤)に遭遇出来たから,試合の帰りに雪まつりの会場をぷらぷらしていたりもしたが。

そんな俺は勿論,つどーむに行くのも初めてであった。

なのに,つい最近まで『つどーむ』を『きたえーる』とうっすら混同しており,確かNOAHを観に何回か行った所だ…などと本気で思い込んでいた。

こういう頼りない奴だから,遠方からせっかくお友達が来てくれても何の観光案内も出来ないというね。

それでも会いに来てくれたMotchyさんを精一杯歓待したくて,『大丸』でおみやげを購入し,地下鉄を乗り継いで栄町で降り,栄町から会場間で運行のシャトルバスに乗って,いよいよつどーむにGO竜馬。

事前にメールで服装を知らせておいたのだが,バスを降りるなり物凄い勢いで駆け寄って来る女性が!!

ふわふわのロングヘアーにブルーのマスカラも鮮やかな切れ長の目をした女性は,紛れもなくMotchyさんであった。

会場に着いたら少しは歩いて探すことになるだろうと思っていた俺は,まさかバス降場ですぐに会えるとは全くの予想外であった。

いくら顔出ししているからといって,あそこまですぐに俺と断定して認知し,「脱走犯の如く」走り寄って来てもらえるとは思わなかったので,ビックリしたよ(笑)。

どんだけドラマチックだよ!!と,しばらく2人で笑い合った。

今までネットで知り合った何人ものひとたちと俺は実際にご対面してきたが,今回ほど会うのが楽しみで楽しみでしょうがなかった人もいない。

本当に大・大・大感激だった。

少し離れたところにいた2号くんを紹介してもらい,これまた大感激。

写真で見るよりずっと可愛い男の子だった!!

お母さんの影響で石川選手が好き過ぎる余り,同じ髪型にしようと髪を伸ばしているので,パッと見,女の子みたいなのだが…

円華ちゎんに憧れ,独学でランヒェイをマスター(技名を知らなかったときは「脚をぶらぶらさせるカッコいい技」と言っていた)せんと,ソファーの上でクッション相手に日々練習している…という,プロレス界にとってはまさに『金の卵』のような少年なのである。

彼は歯医者さんの待合室(子供用)に置いてある熊の人形相手に闘うだけでは飽き足らず,先日の誕生日にはとうとう自分の体と同じくらいの大きさの人形と脚立(笑)を買ってもらい,一人で技の習得と登坂さんの解説を真似,『大日本プロレスごっこ』に励んでいるのだった。

今時,いないよ…!!そんな子!!

プロレスごっこして遊ぶ子供すら天然記念物か都市伝説扱いされる時代なんだから!!

そのうち,「母ちゃん,蛍光灯と画ビョウ買って」とか言い出したりして!!



こんな感じの会場です。つどーむ。ごく一部ですが。

少しの間,Motchyさんと2号くんが滑り台で遊ぶのを見守りながら歩いてから,今度はつどーむの屋内会場にいるお兄さんの1号くんと旦那さんに会いにゆくことになった。

この仮名・1号くんというのがまた,強烈な個性を持った少年なので,俺の期待はさらに高まるのだった。

続く。
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布団に入りながらもメールが気になって眠れずにいた俺だったが…

ついにMotchyさんから,「到着しました!!」の知らせを受け取ることが出来た。

何と,離陸が1時間半も遅れたのである。

順調に出発出来れば新千歳空港に着いたであろう時間に出発…となった訳で,札幌に着くのが昼過ぎとのこと。

睡眠時間を確保しなくてはいけないのでガッついて会いにゆくのはやめ,予定通り9日の午前中まで我慢することにした。

それでもとうとう彼女らが札幌に来たのだ,同じ空の下にいるのだと思うと,興奮して寝つけない(笑)。





新千歳空港から乗車のJRの車窓から見える雪景色や,大通り雪まつり会場,すすきの氷まつり会場,そして天気予報でよく映る,札幌テレビ搭から見下ろす大通公園の画像つきでMotchyさんがつぶやくのを寝惚けまなこで確認しながら何度もうつらうつらした。

実は,彼女らの滞在した2日間の札幌は,この冬一番か二番目くらいの記録的に寒い日だった。

晴れてはいたが,マイナス22℃を記録した地域もあったくらいで,一緒に来た旦那さんやお子さんたちがあまりの寒さで体調を崩すのではないかと心配だった。

地元の俺ですら顔や耳が痛くなるほどの寒さで,特に病み上がりの2号くんの風邪がぶり返したら…と思うと,なかなか眠れず。

案の定,2号くんは熱を出してぐったりしてしまったそうだが,会社での休憩中にもメールでやり取りをし,何とか熱も下がったことを知り安心した。

彼女らは9日の朝から雪まつりの『つどーむ』会場にいるという。

だから,俺も仕事が終わり次第向かうことにした。

最後の最後に取った電話がお門違いクレームで,筆舌に尽くしがたいくらいムカつく客さんではあったが,通話が長引くことなく何とか時間通りに仕事を終えた俺は,快晴ながらも痛いくらいの極寒(まさに放射冷却現象)の中を大急ぎで帰宅。

たとえ起きっ放しで顔が変わろうとも,早く会いたいと思ったので,普段着に着替えメイク直しだけして部屋を出た。

続く。
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Motchyさんと会うことが出来るまで,そりゃ多くの困難があったのだった。

6日に,2人のお子さんのうちの次男くん,仮名を【2号くん】とするが,彼が体調不良によりダウン。

ひどい嘔吐と熱だったのでノロ疑惑も出たのだが,病院で診てもらったら風邪であることが判り,少しだけ安心するも,7日の後楽園ホールにみんなで石川選手を応援に行くことが出来なくなってしまった。

とにかくあまりにひどい天候不良(異常気象)のため飛行機がもしかしたら欠航になる,いや,それ以前に空港までの交通機関がドゥにもならない…という可能性が大きかった。

だから,札幌行きをあきらめて,大日本プロレス後楽園ホール大会には車で駆けつけてでも強行観戦しようか…ということも,Motchyさんは考えたのだが…

彼女は泣く泣く大日本の観戦を,石川選手(vs河上 隆一選手)のストロングBJW王座決定戦の応援をあきらめて,2号くんの大事を取って,行けるかドゥかも分からない札幌行きに賭けてくれたのである。

俺は2号くんダウンの知らせを受けた時点でもう,あきらめていた。

残念は残念だったが,お子さんの健康には変えられないからだ。

キャンディとテリィではないが,「生きていればいつか会える…!!」と思っていたし。

それより,速報で石川さんが河上選手との素晴らしい試合の末ベルトを獲ったと知って,どんなにか彼女はその場にいたかったことだろう…と無念だった。

後楽園ホールも観に行けず,札幌行きもおじゃんになり,楽しみにしていたことが次々ポシャる無念さとやりきれなさは察するに余りある。

俺も天気予報を見る度,憂鬱になった。

それでも彼女は,
「まだ私はあきらめない。キャンセルボタン(航空券のネット予約の)は押さない」
とメールして来るのだから,涙の出る思いだった。

だが,大事を取った甲斐あって,何とか2号くんの体調が回復したという。

「何とか出発出来そうです」というメールを受け取ったときは安心したが,くれぐれも無理はしないで欲しかった。

俺にとって,2月6〜7日の2日間は本当に長いものだったが,そうこうしているうちに,8日になった。

彼女が飛行機の窓からの景色を画像つきで載せて,無事に出発出来そうである旨つぶやいていたのを,会社のパソコンからコソ〜リ確認し喜びいさんで帰宅。

夜勤明けではあったが,飛行機が無事に到着したら午前中には札幌駅に着くはずなので,待ちきれないから会いに行こうかと思って化粧も落とさずにいた(笑)。

だが,なかなか「到着しました」のつぶやきもメールもない。

心配になって,航空会社の発着案内を携帯から確認したが,どうやら予定通りに離陸出来なかったらしいことが判った。

もしかしたら,「やっぱり来られない」ということになる可能性も考えて,心の準備をし,俺はメイクを落として眠ることにしたのだった…

本当に「韓国ドラマかよ」ってくらい,会いたい2人が会えない状況をマゾヒスティックに楽しみでもしなければやってられなかった。

続く。
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千葉県在住の,俺がネットで知り合ったお友達としてはVIPクラスのMotchyさんが『札幌雪まつり』を観にご家族でやって来る…という知らせを受けたのは,2月に入ってすぐのことだった。

普段やり取りしている某SNSサイトで,彼女が「週末どこか旅行に行くつもり」だとは知っていたのだが…

まさか札幌とは!!

雪まつり開催時期,特に土日にかけては本当にどこのホテルもいっぱいらしく,ほとんどあきらめていたのだが,急なキャンセルが出たとかで,ついに決定したという。

嬉しいなんてもんじゃなかった。

例によって,ケツのスジが切れる寸前まで『よろこびの舞』を舞った。

彼女とは実際に会ったことがないというだけで,お互いの生活も趣味も人となりもよく知っている。

遠藤 マメさんの掲示板で知り合い,他サイトで彼女が俺を見つけてくれてつながるようになったのだが,どんどん親睦が深まった。

彼女は俺の「生き霊を背負って」,代わりに円華ちゎんを応援しに,お子さんたち(小2,5のどちらも男の子)を連れて後楽園ホールその他の会場に大日本プロレスを観に行ってくれている。

きっかけは,彼女らが行った2年前の沖縄旅行だった。

せっかく沖縄まで行くのだから,俺が普段から「好きじゃ,好きでドゥにもならん」と騒いでいる円華ちゎんの入った沖縄プロレスを観に行こう,ということになり,当時イリオモテ・ワイルドキャットというマスクマンをやっていた円華ちゎんに俺の「生き霊を背負って」会いに行ったのだった。

そのときのあまりのカッコよさ,そして写真をお願いしたときの優しさに胸を打たれ,子供さんたちは円華ちゎんに一目惚れ,Motchyさんは俺のために写真をCD-Rに焼いて送ってくれまでしたのだった。

沖縄プロレスが大人の事情でなくなってしまい,昨年2月から関東に帰って来た円華ちゎんは大日本プロレスを主戦場とするようになる。

元々Motchyさんは石川 晋也選手の大ファン。

彼女の好きな石川さんと俺の好きな円華ちゎんとがTeam Heavy Metalというタッグを組むことになったのは何だか運命のようなものを(勝手に)感じた。

いつも試合を観に行く度に試合中はもちろんのこと,売店に立つ円華ちゎんの写真を撮って送ってくれる彼女に,俺は感謝の気持を込めて,息子さんたちと一緒に観てもらえるようなプロレスのDVDを送っている。

そんなおつきあいをもう3年近く続けている訳なのだが…

彼女らの札幌降臨が決まり,実際に会うのは初めてなんだ…と思うと何だか不思議だった。

いつもブログで息子さんたちの画像を見ているため,また彼女らも,送ってあげたDVDに俺が映っているものもあるので(顔出しもしちゃってるし),お互いに顔は知っている(笑)。

だから,「初めて会う」気がしないのだった。

だが,いつもブログで拝見している可愛らしい息子さんたちの実物をこの目で見て,本当に存在していることを確認出来るのだ…といった楽しみが沸いた(笑)。

彼女らの滞在中1日だけ俺は休みがあったので,その日に会おうということになり,飛行機の時間や宿泊場所などの連絡を取り合い,楽しみ過ぎて死にそうになりながら何日かが,過ぎた。

だが…

そんなときに関東地方を,あの異例の大雪と寒波が襲うことになるのだった…

続く。
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