先週の連休からおっ始まったマンション屋上の防水工事。

工事の最初の2日間はとにかくもお,尋常じゃないくらいうるさくて,棚の上の物が落ちるまでいかなくとも位置がズレるくらいの振動だった。

3~4人が受け身の練習でもしてるんじゃねえか,ってくらいの振動で。

いやぁ…あんまり凄い騒音や振動って…上からなのか下からなのか分からないもんなんだねぃ。

夕方17時まできっちり作業は続くので,夜働いている私は当然昼間眠れる訳もなく絶賛大寝不足で出勤。

いつ顔が変わるかと怯えつつ『レッドブル』や『眠眠打破』のお世話になりながら仕事。

ああいうエナジードリンクっていうの?利尿作用が凄いんだね(笑)。やたらトイレに行っちゃったよ。

3日目辺りからは振動はさほどでもなく,騒音もときたま,遠くで飛行機が飛んでるようなバーナー音中心となった。

だけど,ホントにうるさい。

私の部屋の直上なんだよ?

心配してくれた美マダム・悦子さんが,しばらく私の家から会社に通いなさいよと言ってくれたのだが,彼女の部屋はあまりに居心地がよ過ぎて会社に行きたくなくなること確実。

また,毎日同じメイクをしてゆく訳ではないし着替えもたくさん必要なので,何だかんだ言って自宅には戻るだろうから,ありがたく気持だけ受け取ることに。

しっかし,おととい土曜日に会社から帰って来たらガッツンガッツン作業をしていたのにはゲンナリしたわ…

こぉぉんの嘘つき!!…って思わず口走っちゃったもん(笑)。

23~24日の土日は休みと書いてあったのに,23日は午前中いっぱい工事をしていた。

安眠妨害もいいとこ。

昨日は静かに過ごせたけどね。

でも,今朝8時半から工事が再開。

今週いっぱい辛抱しなくちゃいけないので,かなりのストレス。

あーあ。
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昨日のうちに洗濯も掃除も済ませたので,今夜は靴磨きとハンカチのアイロン掛けだけしてまったり過ごしちう。

今日は朝になったらシネマフロンティアに『泥の河』を観に行こうか,迷っている。

シネマフロンティアでは"午前十時の映画祭"という,2週間替わりで昔の名画を1100円でリバイバル上映をしているのだが,これがなかなかいいものなのだ。

昨日はスガイディノスに『海底47m』という,サメ物ホラー映画を観に行った。

メキシコにリゾート旅行に来た姉妹が,現地で知り合った青年たちに勧められて"シャークゲージダイビング(水深5メートルの海にゲージで吊られて潜り,サメや魚を間近で見物する)"なるものにチャレンジするのだが,ゲージのワイヤーが切れて海底47メートルまで落ちてしまう。

背負ってきたタンクの酸素がどんどん少なくなる中,ゲージを出て無線の通じる場所まで行ったり戻ったりして助けを待つ訳だが,次から次へと姉妹を危険が襲い,絶望の淵へと追い込む。

そして,そこかしこでサメがいきなり登場して脅かしてくれます。

サメに喰われる恐怖も勿論だが,窒息や潜水病の恐怖,深い海の底,ライトの光が届かない場所での孤独感,見捨てられるのではないかという不安で,ずっとハラハラドキドキしっ放し。

最近観たホラー映画の中で1番怖かったかも。

終盤「こうクるか…!!」と思わせるようなどんでん返しがあるのだが,もうすぐ舟に戻れるというところをサメに脚をバクッ!!とやられ海に引きずり込まれる画はもう,身の毛もよだつものだった。

地味で目立たない姉が同棲していた恋人に捨てられたための傷心旅行だったのだが,フラれた理由が「退屈だから」というもの。

仲のよい姉妹なのだが,姉は華やかで社交的な妹に心のどこかで密かにコンプレックスを抱いていて,たった1つ優越感を覚えられるのが恋人の存在だった。

「退屈な女」を脱するために挑んだシャークゲージダイビングだったが,ちゃんとした旅行会社を通さないアクティビティで,ゲージも老朽化して錆びサビ。

見るからに何か,よくないことが起こりそうだった(笑)。

姉は間際まで,「嫌な予感がするからやめよう」と言っていたのに,妹の「退屈な女を卒業するのよ!!」という言葉でOKしてしまう。

私も海の中を観るのは大好きだが,あんな危険の可能性があるアクティビティに挑戦する気にはとてもなれない。

あんな恐怖を味わうくらいなら,「退屈な女」で結構だと思って帰って来た(笑)。

だが,姉妹(マンディ・ムーアとクレア・ホルト)の仲のよさ,パニックに陥りそうになりつつも励まし合う姿は健気だったし,また酸素マスク着用のシーンがほとんどだったため,表情と声だけで恐怖を充分過ぎるほど表現出来ていて見事な演技だった。

話は変わるが,私の住んでいるマンションの屋上で何やら工事を始めた。

昨日朝8時半頃,たらたらしながら『世界ネコ歩き』の録画を観ていたら,物凄いドリル音と振動が。

下から聞こえるのか上からなのか全く分からないくらいの工事音で,告知などされていなかったので管理会社に問い合わせたら,屋上で防水工事をしているのだという。

終了は30日,9時から17時までを予定しているとのことで,マンションの共用玄関の掲示板に工事スケジュールが貼り出されていた。



いつも玄関に着いたらメールBOXを確認するのに夢中で,全然見ていなかった。

私は多少大きな音でも正体の分かっている音であれば気にならないタイプなのだが,さすがにドリルやバーナー音は…

夜働いて昼間眠っている身にはかなり,つらい。

昨日映画館から帰る頃,大雨が降り始めたため工事は中止になり,静かに過ごせたのだが…

今日はどうなんだろうな…
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最近はドゥも更新が休日限定になっているような気がする。

相変わらず明け方の休憩時間には本を読んでいるか寝てばかりだし,会社帰りに寄り道して映画を観てるので睡眠時間が少なくなり,書きたいことはあってもなかなか時間がなくてまとまらないのだ。

昨日から連休満喫ちうなのだが,昨日は初のシアターキノで『パターソン』と『ELLE(2度目)』の2本立て続け鑑賞を達成してきた。

淡々とおだやかな心温まる映画と,アブノーマルで過激な映画との立て続け鑑賞(笑)。

『ELLE』の途中からお腹はぐうぐう鳴るし,なのに眠いしで大変だったのだが,居眠りすることもなく観て来たよ。

25分歩いて自宅に生還したときは力尽きて倒れた(←おおげさ)けど。

セブンイレベンヌで納豆巻とみかんゼリーを買い食いして,17時近くに寝ついたのだが…

珍しく22時頃にパッと起きて,おろそかにしていたゴミの分別と掃除を敢行。

メイク用のスポンジやパフ,アイシャドウパレットのチップやブラシなども馬車馬のように手洗いした。

ホントに最近だらしなくしていて,自分でも何とかしなくてはと反省していたので。

そういえば,毎年秋には何かしらの新色(特にルナソル)を購入しているのに,今年はTHREEのネイルくらいしか買っていないことに気づいた。

チップを洗うために取り出して並べたアイシャドウパレットのコンパクト(壮大な眺めだった)を見て,ある程度の色パターンはもう持っているし,似合う色が揃えてあるので…ということで,今年は購買意欲が湧かなかったらしいと気づく。

毎年毎年誘惑に負ける私がこんなこと,珍しい。

でも,お金を使わなくて済むんだから,その分貯金するか,栄養のあるものでも食べることにするよ(笑)。

しかし,アイシャドウパレットの付属のチップやブラシだけど…

シャネルは全然ダメだね(笑)!!

あんな高いのに,1~2度もみ洗いしただけでチップがもげちゃうから,市販のミニサイズのアイチップを入れて使ってるもん!!

マキアージュやコフレドールなんかも1年くらいでボロボロになるし。

だけど,ルナソルとコスメデコルテだけは秀逸(キッパリ)。

3年くらい定期的に洗いながら(クレンジングオイルと石鹸とで)使っているけれど,洗う度に新品同様になってくれるよ。

アイシャドウ自体の品質もいいんだけど,付属のチップやブラシの品質も秀逸だと感動するね。

美しいメイクは清潔なツールから…だから,好きなんだ。



画像は全然関係ないけど,先週から使い始めたDHCメンズの新商品。

10年くらい前に『ブラックケアシャンプー』なる高価な,美容液系シャンプーを通販で買って愛用していたのだが。

離婚して,大腸さんがやられ,『ぱぴぷぺ無線(仮名)』なんていう嘘つきな会社に入ってしまったため,いっとき物凄いビンボーになったから買えなくなった。

あれと似たシャンプー(ざっくりしてるなー)。

コンディショナーを使わない,短い男髪の私にはちょうどいい。



さらに関係ないけど,ちょっと前に,会社から帰ってだらだらケーブルテレビの番組をチェックしていたときのもの。

どんだけ沈黙沈黙いってるんだと思って(笑)。

パッと見,スティーヴン・セガールの沈黙シリーズを2つのチャンネルで同時に放送するのかと,ビックリしたのだ。

実際,1つのチャンネルでは特集だったのだが…

『沈黙の官能』というのは聞いたことがないので,ちょうど放送中ということでチャンネルをプッシュしてみたら…

全く違うイタリアンエロスだった(笑)!!
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昨日から2連休満喫ちうです。

今日は通院日なので,病院の待合室からお送りしていますよ。

昨日は会社帰りにシアターキノで『少女ファニーと運命の旅』を鑑賞してきたのだが,11日には9月に入って初めて(『ワンダー・ウーマン』は2度目なので除外)の新作映画を鑑賞。

それがこの記事タイトルの『ローサは密告された』なのだが,どちらも凄く良い映画で色々考えさせられた。

特にスガイディノスで観た『ローサは密告された』には大いに衝撃を受けた。

フィリピンのスラム街を舞台にした,まるでドキュメント番組みたいな撮り方をした映画。

ゴミゴミした,蒸し暑いスラムの臭気や湿気がたちのぼってくるかのようで,また観ている方もマニラの住人になりその場にいるかのような錯覚にとらわれる臨場感。

そんな映像だけでも衝撃的だったのだが,ショッキングなのがそのストーリー。

4人の子供と麻薬に手を出すダメ夫を1人で養う肝っ玉母さん・ローサは,街のみんなにも好かれているきっぷのいいオバサン。

KISSのバッタモンTシャツをステキに着こなす(笑)。

駄菓子屋(予告ではコンビニとあったが,どう見てもコンビニには見えない昭和のタバコ屋みたいな店)を営む傍らで『アイス』と称して覚醒剤を売り,何とか生計を立てているのだが,ある日突然警察に踏み込まれてしまう。

どうも,誰かが密告したらしい。

銃を突きつけられ問答無用で家捜しされ,手錠をかけて連行されるのだが,留置所でも取り調べ室でもない,事務室のような部屋に拘留される。

ローサとネストール夫婦は4人の子供たちを家に置いてきたので不安でたまらず,刑務所行きになることだけは避けたい。

そこにつけ込んで警察は何と,20万ペソ(日本円にしてだいたい50万?)という桁外れな額の保釈金を要求。

フィリピンの社会には『正義』というものはないのか…?と言いたくなるような警察。

そんな大金は用意出来ない,頼むから見逃してくれ…と懇願するローサ。

驚いたのが,ローサが最初からもう裁判とか服役とか全く考えずに「金で解決する」ことしか頭にないということ。

警察は他の誰かを密告すれば減額してやる…という腐れ外道ぶり。

彼らは,逮捕した者たちから巻き上げた覚醒剤を横流しして得た金で私腹を肥やしているのである。

おそらくこの腐敗ぶりは,ロクな給料を貰っていないからだろう。

金が入る度に『オカマ野郎』と呼ぶ使い走りの少年にチキンやらピーナッツやらを買いに行かせてチープな宴会を開く。

このオネエ少年(なかなか可愛い)はおそらく元ストリートチルドレンで,何かやらかして捕まったけれどうまい具合に彼らに取り入り,事務所に居ついているのだろう。

彼が買い出しに行くシーンでは,コンビニ前でたむろする同じ年頃くらいの少年3人がアンパンの真っ最中でげんなりした。

ローサは仕方なく仕入れ先であるジョマールという売人を密告するのだが,あまり良心の苛責を感じているふうでもなかった。

「悪く思わないでよね…アタシも密告されちゃったんだから。アンタも他の誰かをタレ込んで上手く解放されたらいい」

それくらいにしか思わず,ジョマールをおびき寄せるため注文の電話(プリペイド携帯)をする。

そのジョマールも捕まり,リュックの中から大量の覚醒剤が押収出来たので警察はほくほく顔。

だが,ジョマールは隠れて警察の上層部にメールをしたため,こっぴどい暴力を受けるのだった。

ジョマールの所持していた覚醒剤で得た金と,彼の妻が見逃し料として払った金の分を減額されても,ローサたちの賄賂は5万ペソ。

これだけ減ってもローサたちにしてみれば,まだまだ途方もない金額である。

面会に駆けつけた3人の子供たち(末娘のジリアンは4歳なので,近所のオバサンに預けられていた)が,金策に奔走するのだが,これがもう涙ぐましいというか。

日本で一応ふつうの暮らしをしている私からしてみればそこまで途方もない大金という訳ではないのだが,マニラの中では"下の上"程度の暮らしの彼らにとっては微妙にリアルで切実な金額らしく,それこそもう「いくらでもいいからかき集めよう!!」という感じなのだ。

長男のジャクソンは家の中のめぼしいものをとにかく売って金にしようと駆け回り,長女のラケルは親戚に頭を下げて金を無心,次男のカーウィンにいたってはオッサン相手に売春までする(!!)。

ブラウン管テレビを持って街をうろつき買ってくれそうな人を探すジャクソンが,弟分にして可愛がっていた少年が母を密告したと判り激怒するシーンは胸が痛んだ。

だが,親戚中に借金をお願いに廻ったラケルが,集められるだけの金を手にしての帰り道,水撒きをしていた家の前で滑って転び,やりきれない表情で立ち上がり,無言で再び歩き出すシーンにはしたたかさを感じた。

きっと,滑って転んだくらいのことは何でもないのだろう。父母をムショ送りにされ,子供たちだけで路頭に迷うことに比べたら。

転んでお尻が濡れたことくらい,どうってことはないのだろう。

町内の積立金の受け取りの順番を他の住人に替わってもらった叔母さんがおり,優しい従兄弟のお兄さんがお金を貸してくれ,その横では伯母さん(ローサとは折り合いが悪い)が口では悪態をつき投げるようにしながらもお金を貸してくれる。

カーウィンの売春相手のオッサン(常連なのか,ホテルでのカーウィンの態度にはあまり初々しさが見られなかった)も,鬼気迫る表情で「金額が足りないからもう少し欲しい,お願いだ」と迫られて,断ることが出来ずにATMにおろしに行く…というね。

何だかんだ言ってマニラの人たちは人情豊かなのかもしれない…と思った。

しかし,カーウィンとナニをしたオッサン,「給料の1ヶ月分を払ったのに?!」なんて言ってたけど,どんだけフィリピンの売春の相場って高いの(笑)。

話は脱線するけど,ローサは「太ったどこにでもいるThe・オバサン」という感じだけど,子供たちはみんなそこそこ美形…というのもビックリだった。

3人の子供たちが持ちよった金を数えても,あと5000ペソ足りず,ラケルが自分のスマホを売っていいと言い出す。

長時間閉じ込められているうちに妙な信頼関係が生まれたのか(事務所の清掃をしてたりするし,夫のネストールは宴会のチキンまで食べさせてもらってるし),ローサだけは外に出ていいことになり,自らがラケルのスマホを持って知り合いの質屋に駆け込む。

質屋のオヤジはぶつくさいいながらも何とか5000でラケルのスマホを預かってくれ,交通費をせびるローサにポケットから出した小銭を渋々渡す。

やっぱりマニラの人たちって,情があるのかも(笑)。

お腹が空いていたローサは露店の串肉団子を1本買って,かぶりつく。

これでようやく釈放される…という安堵からか,1口かじる度に涙を流すのだった。

だが,遠くを見つめるその表情にはこれからどうやって多額の借金を返してゆこうか…という思いがあったに違いない。

そんなラストシーンなのだが,ローサのアップでは私もつられて泣きそうになった。

これからは生活するだけでなく,借金返済で大変な日々が待っているのだ。

だが,子供たちだけ残して刑務所に入るという最悪なことだけは免れた。

スラム街のどうしようもない貧困問題,人々のリアルな生活,教育をまともに受けられないため選択肢のない生き方,それでも立ち止まらずに生きてゆこうとする逞しさに衝撃を受け,しばらくは呆然となった。

私にはとても無理だ。あんな環境に放り込まれたら,さっさと野垂れ死ぬ自信がある。

ローサの家族の団結力にも胸を打たれた。

この映画では『正義』が声高に語られることは全くなく,法による解決など誰も考えていない。

こういう世界があるということは頭の中では知っていても,実感として胸に突き刺さる映画だった。

ローサに密告されたジョマールも誰かを密告し,その相手も別の誰かを密告…この連鎖は止まることなく続き,腐りきった警察官の私腹を肥やすシステムとなっているのだろう。

それでも,社会というかローサたちのコミュニティは何とか回ってゆく…ということなのだろう。

これだけ絶望的なストーリーでありながら不思議とションボリした気分にならなかったのは,ローサを含めスラムの住人たちのタフさとしぶとさを羨ましく感じたからである。

世の中は善悪だけで割りきれないものだし,またそうであってはならないと思っている。

だから,こういう映画には無条件に魅かれてしまう。観に行って本当によかった。

でも,彼らの生活の質が少しでもよくなってくれるといいなとも思う。

今のフィリピンの大統領はあまりにも麻薬撲滅に過激な方針をぶちあげているが,いっそ麻薬は合法にしたらいいのに…と前々から私は考えていたりもする。

それはまた別の話で,長くなるからこの辺で。
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昨日は新根室プロレス三吉神社大会だった。

今年は大腸さんが何かと不安定でいきなりの腸内デスマッチも頻発していることから,観戦は見送ることにした。

もう4年連続で観戦ツアーを行っていたけど,今年はみんなで行こうという話が出ず,EWAからは羅生門会長がタケコプターで向かっている。

メインのほくと☆七星ちゃん対"ヒップクイーン"はるかちゃんのシングルマッチ…観たかったなあ(涙)。

という訳で,若干ションボリしながらハイジの続きを。

セバスチャンに送ってもらい,アルプスに帰って来たハイジ。

ゼーゼマン家の執事であるセバスチャンだけはいつもハイジに優しかった。

クララの他にハイジがいなくなって寂しいと思っているのはセバスチャンだけだろう(笑)。

ハイジはまず麓にあるぺーターの家に寄り,目の見えないおばあさんにおみやげの白パンを渡す。

ハイジはおばあさんに食べてもらおうと,ゼーゼマン家で毎日食卓からこっそり白パンをくすねて部屋のクローゼットに隠してため込んでいた(が,露見した)んだけど,もういじらしいったらないの(涙)。

おじいさんは帰って来たハイジを大喜びで迎える。

ようやく自分が自分らしくいられる場所に戻ったため,どんどん元気になってゆくハイジ。

だが,「読み書きが必要ないなんて間違っている」と言って,怠け者のぺーターにビッシビシ字を教え始めるのだった(笑)。

字が書けるようになったハイジは,クララと文通を始める。

何度かやり取りしているうちに,クララがアルプスへやって来ることになった。

再会を喜びあうハイジとクララ…一緒についてきたおばあさまは,アルプスの素晴らしい自然に大感動。

アルムおじいさんともすぐに打ち解け,クララを預けて山を降りてゆく。

クララはハイジと一緒に屋根裏の干し草ベッドで眠り,外で遊び,山の食事を摂って過ごすのだった。

だが,クララにハイジを取り上げられたように感じてヘソを曲げていたぺーターは,やきもちからクララの車椅子を崖から落としてしまう。

車椅子がなくなってしまったせいで,山へ遊びに行くときはおじいさんに背負われてゆかなくてはならなくなったクララだが,膝の上にとまった蝶が飛び立つのを捕まえようとしたところ,あっさり立ててしまう(笑)。

アニメと違ってずいぶん簡単だなぁと思った。

やっぱり,崖を重力無視で駆け登ったり跳び降りたりするヤギの乳を飲んでいたら,立たずにはいられなくなったんだろう(笑)。

しかし,クララが立てたと判ったとき,喜ぶハイジとクララに混じってぺーターが何事もなかったように抱き合っていたのが納得出来なかった(笑)。

最後は可愛いハイジがカメラ目線でにっこり微笑む姿が映っておしまいなのだが,ストーリーも結末も解っていて安心しながら観られる映画というのもいいもんだと思った。

しかし…ハイジ役の女の子は本ッ…当〜〜に可愛い子だったよ。

先月観た『バイバイマン』に端役で出ていたエリカ・トレンボレイちゃんもお兄ちゃん(ジェイコブ・トレンボレイくん)に瓜二つの美少女だったけど,それ以上。

大きくなっても多分,美人さん。

あ。そういえば,映画ではセントバーナード犬のヨーゼフが登場しなかったな。

本当にきれいな空気が伝わってくるかのようなアルプスの景色を堪能出来,ハイジの元気いっぱいの可愛い姿に癒される素晴らしい映画だった。
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