1~2月に観た映画の覚え書き。

1.マノロ・ブラニク~トカゲに靴を作った少年
2.Mr.Long~ミスター・ロン(2回)
3.否定と肯定
4.彼女が目覚めるその日まで
5.勝手にふるえてろ
6.永遠のジャンゴ
7.ネリー・アルカン~愛と孤独の淵で
8.ラ・ベア~マッチョに恋して
9.ドクター・エクソシスト
10.パディントン2
11.5パーセントの奇跡~嘘から始まる素敵な人生
12.ゴースト・ブライド
13.悪女/AKUJO(2回)
14.殺人者の記憶法
15.RAW~少女のめざめ
16.ルイの9番目の人生
17.アバウト・レイ~16歳の決断
18.グレイテスト・ショーマン
19.ゆれる人魚
20.ベロニカとの記憶
21.The Beguiled ビガイルド~欲望のめざめ
22.悪魔祓い,聖なる儀式

来月一番楽しみなのは『シェイプ・オブ・ウォーター』。

1日が休みになりますように…!!



画像はみかんの長い寝姿。

先週までは私,こんなふうにぐで~~~…としてばかりだったな。
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シアターキノでは金曜の夜たまに,1回限りの作品を上映する。

今回観た『悪魔祓い,聖なる儀式』は,休日出勤となったため1度はあきらめたのだが,結局休日出勤しなくてよくなって(今月の労働時間が220時間超えるため)行けることになった。

珍しい作品を1回限りの上映なので,シアターは満員。

高名なエクソシスト,カタルド神父の日常を撮影したドキュメンタリーフィルムということで,ドキドキしながら観に行ったのだが…

案外,マイルドでちょっと拍子抜け。

ナレーションもなしなので,本当に淡々としていて誰の主観も入らない。

医学で解決出来ない不調や心の病を持つ人々が毎日,カタルド神父の元を訪れる。

明らかに本人のものとは思えない声で聞くに絶えない恐ろしい言葉を吐いて暴れたり,祈りの言葉を嫌がりのたうち回って苦しむ,いわゆる"悪魔憑き"の人たちが何人か映った。

結構,怖かった。

本当に"悪魔憑き"ってあるのかなぁ…と思いながら見ていた訳だが,悪魔が体の中から出て行って倒れるとき,安全な倒れ方の人が多かったような気がしたのは私だけだろうか。

ある場所では,倒れる人を怪我をしないように受け止める係の人がいた。

最初に意識を失って倒れた男性はその係の人に受け止められ床に仰向けに横たえられたのだが,パンツのベルトからトップスが完全に出てお腹がはみ出してしまう。

一瞬,手が,お腹を庇うような動きを見せた。

2番目に倒れたのはかなり雄大な体格の女性だったのだが,係の人が受け止めそこね,思いッ切り最初に倒れた男性の上に倒れてしまった。

ぎぁっ!!という感じで飛び上がりかけたところが一瞬映った(笑)。

いや,別に最初からウソくさいと思って観てなどいないのだが…

どうも信仰心の薄い国民性のせいか,藁にもすがる思いで依頼してくる人たちを気の毒には思うし,毎日殺到する依頼者たちの悩みに耳を傾けるカタルド神父の姿には本当に胸を打たれたのだが,それとは別にどうしても虚構にしか見えないシーンがあったのは事実。

話は変わるが,エクソシストは電話対応でのお祓いもやっている。

『テレフォン・悪魔祓い』といった感じだろうか?

顔は見えなくても,スマホ越しで断末魔の大絶叫に向かって祈り続ける…電話の仕事をしている私はよく耐えられるなあと感心した。

そのうち電話やチャットでお祓いをする,エクソシストのコールセンターまで出来るかもしれない。

そんなことを考えつつ,心から困り果てて相談に来る人たちの姿を胸を痛めて観ていたら,
「雇い主が…給料を払ってくれないんです…!!」
と訴える人がいて,申し訳ないが笑ってしまった。

どうもその人物,お門違いな相談の常習者らしく,神父の対応もさっぱりめだが,「2分だけだぞ」と時間を取ってくれる。

で,「払わないなら訴える,と言いなさい」と答えて去ってゆく(笑)。

知らないうちに恋人に暴力をふるってしまうことで「悪魔が憑依するのだ」と相談する,首にまで刺青をした若者は,実家に物を取りに帰っても開けてもらえないという可哀想な青年。

彼は神父に会うためのアポの順番に納得がゆかず,また,神父と会っている間は憑りついた悪魔が暴れずに落ち着いているからというので後回しにされることでクレームをつける。

何とかしたいのにどうにもならないもどかしさが伝わってきて胸が痛んだが,その青年がヤケクソになりドラッグをキメるシーンが。

ダメじゃん!!

自分の暴力癖を悪魔やドラッグのせいにしたいだけなのかもしれない…と思ってしまった。

お祓いしてもらっている家族を応援しようと,神父の横で負けないくらいの声を張り上げ,悪魔を罵り立ち退ける言葉を吐き続けるオバチャン。

神父が冷たい目で,
「…気が散るから,別の部屋で祈りなさい」
とたしなめたのが印象的だった。

神父様は毎日大忙しで,ストレスも溜まるんだろうなあ。

私が楽しみにしていたのは,エクソシストを養成する学校みたいなのが映ると聞いていたこと。

だが,それは最後のたった何分かで登場しただけだった。

今,エクソシストは売り手市場らしく,世の中が世の中だからとにかく人手が足りてないらしい。

世界各国からいろんな人種の人たちが,受講しに来ていた。

どんな授業をするのかなと思っていたのに,授業シーンは映らず,学食みたいなとこで研修生たちが話すのを1人ランチのカタルド神父が聴いているとこが出てきただけでションボリ。

ビックリしたのが,カタルド神父,かなりの量のお食事をトレイに盛っていたこと。

そういえば,結構ガタイのいい方だったなあ…

毎日悪魔と闘ってるんだから,栄養もたくさん摂らなきゃならないんだね!!

ずっと憑りついてた悪魔が出てゆき,別人のように健康的にきれいになった女性がいたっけ。

でも,すぐにまた「何かいる」感覚が始まり,不安に顔を曇らせる。

出て行ったばかりの悪魔が戻りたがって「呼び戻し」をしているんだそうだ。

うああ…一度憑りつかれたら大変なんだなぁ…とげんなり。

最後は,「…今,世界中でエクソシストが急増しているという…」というテロップで終わっていた。

淡々とし過ぎていて何となく物足りなかったが,知らない世界を見ることが出来,エクソシストという仕事の大変さだけはよく理解出来た。

さて,これで今月の映画鑑賞は打ち止め。

今月は10本観た訳である。

来月は運よく1日か2日が休みになればいいな。
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やっぱり連休はいいね。

今週も木・金と連休をいただき,しっかり栄養と睡眠を摂り,掃除と洗濯を済ませてから映画を観に行った。

食欲が回復したせいか,だいぶ元気になりました。

たっぷりリフレッシュしたから,明日から(嫌だけど)また5日間頑張るぞ。

さて,おとといはシアターキノで『ゆれる人魚』と『ベロニカとの記憶』を2本立て,昨日はスガイで『ビガイルド〜欲望のめざめ』を観た後キノへ向かい『悪魔祓い,聖なる儀式』を鑑賞。

『ゆれる人魚』は義理義理の娘(元気です)が興味を示していたので,本当は一緒に行きたかったのだが結局一人で行った。

鑑賞前にざっと内容を調べてみたら…人喰い人魚の姉妹が大暴れする話らしく,ビジュアルも何となくサブカル系の香りがして面白そうだった。

舞台は1980年代のポーランド。

シルバーとゴールデンの人魚の姉妹は,浜辺で練習している3人編成のバンドを魅惑的な歌声でたぶらかして陸に上がる。

彼らの勤めるナイトクラブに連れて行ってもらい,全裸で面接。

この全裸が…前バリというのか何なのか知らないが,穴なし線なしの,前も後ろものっぺりした下半身。

その下半身に水をかけると,途端に生臭そうな魚の尾ひれに変わるのだった。

先端に赤い切れ込みを見つけたオーナーは,不思議に思って指を入れるが,すると人魚は艶めかしい声を上げるではないか。

何とそれが性器らしい。

姉で金髪のシルバーと,妹で黒髪のゴールデンのコンビはたちまちクラブの人気パフォーマーとなる。

だが,シルバーがバンドのベーシストのミュテクに一目惚れしてしまい,積極的にアピールするのだが,なかなかHが難しいため進展しない。

妹のゴールデンはゴールデンで誘惑した男を喰い殺し,その事件を捜査し自分をつけ回す女民兵官をも誘惑しレズビアン行為に耽る。

ある日とうとうシルバーが「人間の女になりたい」という欲求を抑えられなくなり,下半身の移植手術を受けることに。

ゴールデンは眉をひそめるが,シルバーは何を言っても聞かない。

その手術っていうのが…

フツーに,人間の女を横に並べて,下半身,取っ替えてましたから!!

合意の上でだったのか?!

しかも,麻酔なしなのか,ガッツリ眼を開いたままメスを入れられちゃって。

簡単に切断と縫合だけして終わりって(笑)…

とはいえ,手術は成功。

だが,人間の体になると声を出せなくなるので,シルバーはもう歌えない。

ゴールデンはシルバーと一緒でなくては歌わない,とクラブを去るのだった。

ミュテクと1度は結ばれるシルバーだったが,Hの最中,縫合部分からダクダク出てくる血にビビッたミュテクはあっさり他の女と結婚。

結婚披露宴のクルーズパーティーを眺めるシルバーとゴールデン。

朝が来る前にミュテクを喰い殺さなくては,海の泡となって消えてしまう…と言われて,シルバーはミュテクと2人きりになるチャンスを狙う。

最後の思い出に…と抱き合う2人だが,シルバーが今にもミュテクの首にかじりつきそうに唇から牙を覗かせる。

だが,愛した男を喰い殺すよりは海の泡になるわ…と決心したのか,シルバーは消え,ミュテクの服の前面は泡だらけ。

不思議に思っている間もなく,陰で見ていたゴールデンが発狂して襲いかかり,あっという間にミュテクの喉笛に喰らいつき,首の肉を喰いちぎる。

呆気に取られるメンバーの目の前で,絶命したミュテクを尻目にゴールデンは海に飛び込んでしまうのだった。

…そんな感じで終わったのだが,何とまあ恐ろしい『人魚姫』だこと…!!

何かすんごくヘンな映画だった(笑)。

全編に流れる80年代ふうニューウェーブミュージック,人魚同士が会話するときのイルカみたいな超音波,唐突に始まるイマイチなミュージカルシーンでかなりトリップした(笑)。

ちょっと不満を言うなら,ゴールデンは美少女なのにシルバーがブスだった(御無礼!!)。

シャクレだし,眉毛がないから頭が悪そうだし。

ミュテク以外のバンドのメンバーが微妙にカッコよくないのと,クラブの客層も結構年齢層が高くて痛々しかったのもマイナスポイント。

クラブの雰囲気自体はいいから,もう少し音楽に力を入れて欲しかったなあ。

そんな訳で,人魚の金さん銀さんの歌とパフォーマンスを堪能出来たからまあいいか。

…と思い,『ゆれる人魚』が終わってから5分もしないうちに同じシアターで『ベロニカとの記憶』というサスペンスタッチの映画をハシゴ。

記事は昨日観た『悪魔祓い,聖なる儀式』に続きます。
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インフルエンザが治ってからも鼻水が凄く,訳もなく寒く,食欲が湧かず何を食べても美味しくなく,「生きるのがつらい」レベルの状態だったが,おとといから薄紙を剥ぐようにじわじわと気力が湧き始めた。

やはり,『イナビル』吸入薬はインフルエンザが1日で治るような強い薬なので当然副作用もあり,それが「異常行動」などと書いてあったから,くれぐれもおかしなことはすまいと決めていたのだが…

おかしなことをする以前に気力が湧かないのだ(笑)。

さっきコメントを下さった敬愛する某マダムのお言葉で,やはりこの気力と食欲のなさはあの薬のせいだったのだ…と気づいた途端に辻褄が合った。

ようやく薬が脱けてきたということか。

今夜は買い食いではあるが,焼きそばとクリームコロッケを食べて「美味しい」と感じることが出来たし,いつもは会社から生還するなり横になりたいのだが,こうしてブログも更新している。

元気になりつつある証拠。ありがたやありがたや…

実は先日の給料日に映画を2本観に行ったのだが,映画館へ向かう前にDHCへ寄り,気になってたまらなかった新商品『オリーブバージンオイル クリスタルスキンエッセンス』を購入。



まず,商品名からして綺麗だ(笑)。

化粧水の後に使う美容液なのだが,美しい容器で見ていたらしやわせな気分になるので,その夜は枕元に置いて眺めながら眠った(←子供か)。

翌日,メイクするのを楽しみにして起きたが…

別段変わりがなく,ちょっぴりがっかり。

さらさらした感触で,こっくりしたテクスチャーが好きな私にはどうも物足りなかったようである。

まあ,あれば使うけれどなくても困らない…という程度。

化粧水の後には『オリーブバージンオイル エッセンシャルクリーム』さえあれば何もいらないくらいに思っている。それくらい,あのクリームは秀逸なのだ。

翌日も休みで美容室に予約を入れていたのだが,毎回DHCの新商品を買う度に絶賛する私が今回はあまり絶賛しないので,さなえさんは驚いていた(笑)。

だが…

昨日,顔を洗ったときに肌の感触がひじょうにやわらかで自分でもうっとりしたので,やはり絶賛することにした(笑)。

今のところ,眠る前にだけ使っているのだが,このエッセンスの後にはご存知エッセンシャルクリームと,定番のオリーブバージンオイルをガッチリ使用。



まだまだ寒さが厳しいので,化粧水の後はこの3点を使って乾燥しないようにするつもり。

なじみがよく,さらりとした感触が好きな人には自信を持ってオススメ出来る美容液です。



こちらの画像はお父んの描いたみかん。

似てはいるけど,お父んの絵はどことなく妖怪っぽいのだ。

可愛い盛りの子をこんなふうに描きやがって(笑)。

ところで。

2月はこのまま行くと220時間以上の労働ウォリアーズになってしまう,ということでクライアントから何か言われたらしく,総務のおねいさんが4日間勤務時間を2時間ずつ減らすか,休みを1日入れるかして欲しい…と頼みに来た。

減らされるのは我慢出来ない私なのだが,『ちんこのべるじゃぺん』はかなり稼げるので,1日休もうと思った。

これで22~23日が連休になったので,映画のスケジュールをあれこれ組み直しながら楽しみに働くことにする。

下手したら22日は,シアターキノで4本ぶっ続け鑑賞になるやも。
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先週の連休はインフルエンザで寝たきりだったが,昨日の休日は大炸裂。

給料日前で財布の中には5000円も入っていないというのに,映画を3本ハシゴ。

まずはユナイテッドシネマで,今年1番楽しみにしていたといっても過言ではない『悪女/AKUJO』を鑑賞後,スガイディノスへGO竜馬。

これまた楽しみにしていた『殺人者の記憶法』と『RAW~少女のめざめ』を立て続けに鑑賞した。

2月に入ってようやく劇場に通うことが出来たという訳。

『アトミック・ブロンド』を観たときの衝撃をさらに上回るほどの怒濤のアクションシーンを堪能出来た『悪女/AKUJO』だが…もおね,凄い!!の一言に尽きる。

「どうやって撮ってるんだ?!」の連続。

今週はあと2日休みがあるから,もう1回は観に行こうと思う。

そして,これまた韓国映画の『殺人者の記憶法』だが,"韓国映画のあちこちに登場する,おもろい顔した名脇役のオッサン"オ・ダルスが大好きなので観に行くことにした作品。

だが,よく見ると主演ソル・ギョング…とあるではないか。

知ってる人は知ってると思うが,2006年作品『力道山』で力道山を演じたあの人…!!

アルツハイマーの元連続殺人鬼という役どころで,自分の記憶と闘いながら,愛娘に近づく"現役"連続殺人鬼と対決する。

とてつもなく荒唐無稽なキャラクターなのだが,演技派の中の演技派だけあって,凄い怪演だった。

一番凄かったのは,娘に近づく警察官の仮面を被った連続殺人鬼・テジュを車で張り込む際にペットボトルの中に放尿したのを忘れて飲んでしまう(!!)シーン。

内容が内容だけにこの韓国映画2本でぐったり来て,しかも,ユナイテッドシネマからスガイディノスまでの道のり(徒歩20分ほど)が死ぬほど寒かったこともあり,最後の『RAW~少女のめざめ』が終わる頃,自分はどういうことになるのかと心配になった(笑)。

実はインフルエンザ完治後,食欲がなくてなくてどうしようもなく,昨日も部屋を出る前にコーヒーとキットカット(抹茶味)しか摂取しておらず,ほとんどカロリーを摂らずに鑑賞に臨んだので,部屋に無事に帰れるのかなと思ってしまった。

『RAW』はカニバリズムを扱った映画で,覚悟はしていたが目をそむけたくなるようなシーンも多々あったため,余計食欲がなくなった(笑)。

あまりの寒さに泣きそうになりながら,何とか生還。

すぐに熱い風呂に入り,布団に潜っているのだが,疲れた…

内容がへヴィーなものばかりだったせいか,ぐったり。

だけど,観たくて仕方のないものばかり観たので大満足。

昨日観た3本は全部感想を書きたいくらいだ。

今日・明日と働いたら連休だが,次は『ザ・グレイテスト・ショーマン』という心躍るミュージカル映画が入っているから,そんなにぐったりは来ないだろう(笑)。

さーて,満足したから寝よう♪



画像は市原悦ちゃんみたいなみかん。
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