私の勤める『でざいあコム』の夜勤帯が11月で撤廃されてから,3月いっぱいまではこれまでと同じ待遇が約束されていた。
 
同じ10時間働くのでも,「昼から深夜」と「夜から早朝」とでは手当ての額がかなり違うのだ。
 
だが,「4月からドゥなるのか」という話がなかなか上層部からされることなく,年が明けてからはもう,イライラしながら過ごしていたのだった。
 
それがようやく先週,決まった。
 
会社全体で給与の見直しをしたようで,何とか夜勤をしていたときと「ほぼ同じ待遇」で継続出来ることになった。
 
凄く,安心した。
 
日勤の待遇になるのだったら,「我慢する価値がない」と思っていたので。
 
日勤の給与では,今の昼間の職場環境のストレスやイライラを我慢することはとても出来ない。
 
かと云って,50を過ぎてまたもや就職活動をしなくてはならないのかと思うと憂鬱極まりなかった。
 
だから,生活レベルを落とさなくてもよいと判り,本当に安心したのである。
 
ビックリしたのが,有給休暇1日分の給料が,これまでは「その月の稼ぎを日割りにした額」の6割だったのが,何と100%になったこと。
 
今まではそれで有給休暇を取るのをためらっていたのだが,夜勤の給料なら6割でも相当な額のため「まあ,いいか」と考えることにしていたのである。
 
もう稼ぎが少なくなることを心配せずにガッツンガッツン有休を取れる。
 
そんなこんなで安心した余り,浪費をした(笑)。
 
いや,無駄なものではないから浪費ではないのだが。
 
 
普段スタイリングに使っているグラスティックジェル(6本セット)と,クナイプのバスソルト徳用ボトル2種,そして『アイリッシュマン』のサウンドトラック。
 
某Amazonでポチってしまった。
 
『アイリッシュマン』サウンドトラック9曲目収録のテーマは,繰り返されるハーモニカのフレーズとドラムビートが印象的な,スローテンポのインストゥルメンタル。
 
悪事の計画,密談,実行のシーンで度々流れる曲なのだが,訳もなく苦み走った気分(?)になれるので,昨年秋にこの映画を観てからというもの脳内有線でヘビロテちう。
 
テンションを上げるため出勤前に聴くのだが,何だか悪いことをしたくなってくる危険なテーマ曲(笑)。
 
 
これもAmazonで購入。
 
カネ暴KATEの『デザイニングアイブロウ』新色。
 
ガッツリ無尽蔵眉毛の私は,ほんのニュアンス程度にアイブロウパウダーで色をつけるのだが,これまでナチュラルなブラウンだけではなくピンク,イエロー,カーキ,モーブなど色々なカラーを揃えては日替わりで楽しんでいた。
 
だが,今回のこのレッド系は猛烈に気に入ってしまった。
 
前々からこんな色,欲しかったんだよね~!!
 
ただ…ブラシがね…
 
平筆の反対側はスクリューブラシだといいのにな…といつも思う。
 
そして,先週初めてFANCLで買い物をした。
 
 
ネットで見て気になっていた色なのだが,「カラーフィットルージュ」のブリックレッドを衝動買い。
 
一目見て「絶対に似合う!!」と思えたので,即買い。
 
なお,ケースは別売なのだが,プラスチックのキャップがついているので,ケースはなくても大丈夫。
 
大学卒業後,メイクをすることになり初めて買ったリップカラーがこんなレンガ色だった。
 
友達につき合ってもらって化粧道具一式を買い整えに行ったのは,ちょうど今時期,3月だったな…と懐かしく思い出しながらガンガン使っているが,あまりに似合うのでシビれる。
 
つくづく自分はしやわせだと思うのであった。
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珍しく実家へは日帰りだったため,夕飯とケーキをご馳走になった後,バスで帰った。
 
その日に限ってICカード(Sapica)を忘れたため,小銭が必要だったのだが,財布の中身を確認したら100円しかなかった。
 
仕方なく,台所にいるお母んに恵んでくれと頼みに行くと,それを見ていたのか2階に駆け上がって行ったカッツが110円を握りしめて戻って来た。
 
「これ,使いなよ」と言って,私の目の前にチャリーンと置く。
 
バスの片道運賃は210円なので,ギリギリ間に合う…ビックリ!!。
 
私は「小銭,恵んで~」と言っただけで,「あと110円あれば足りる」とは言わなかったからである。
 
それ以上にビックリしたのが,キラキラした得意気な,顔(笑)。
 
私はカッツに「ありがとう」と云って,お礼に1000円札を1枚,手渡したのだった。
 
だって,あんまり可愛いもんだから(笑)。
 
 
実家に来る前に『アイ~ンズ&取る屁(仮名)』でキャンメイクのネイルカラーを3色買ったのだが,目ざとく見つけたカッツに見せてあげると「何か…変な色」と渋い顔。
 
「オバチャンはこういう変な色が好きなんだもん」と言うと,生意気に「ふーん…ネイルは赤とかピンクとかの方がいいよ」だって(笑)。
 
カッツはコンサバ嗜好らしい。
 
以前にも私の眉毛(アイブロウパウダーが好きであれこれ使っている)の色を不思議そうに見つめ,「こないだはピンクだったのに今日は緑なの,どうして?」などと尋ねてきたことがあって,ずいぶん色に敏感なんだなぁと感心した。
 
だから,真面目に,「髪やメイクの色に合わせて眉毛の色も変えているんだよ」と答えた。
 
 
驚いたことに,カッツは何も見なくてもハシビロコウの絵が描けるようになった(笑)。
 
くれると言うので,ありがたくいただいた。
 
そんなこんなで,実家はみんな元気で全く空気を読まない生活だと判り,私も安心していつも通りの生活に戻って行ったのであった。
 
 
おまけのみかん。
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スーザンは自分の誕生日だというのに,ケーキを自らが謹製していた。
 
いつものようにカッツに「れんこうするー」と言われ,2階の弟夫婦の部屋に引き立てられたのだが,「ごめんくさい…」とドアを開けるとちょうど生クリームを冷やしているところで一休みちうだった。
 
学校が休みになって毎日何をしているのかと尋ねてみたら,やはり何かしら創作しているという。
 
1年くらい前からハマッていたミニチュア多肉植物にはもう飽きたのか,今度は狂ったように鶴を量産していた。
 
鶴と云っても単なる折り鶴では,ない。
 
折り鶴に,いろいろと加工装飾をする訳なのだが,これが尋常ではないセンスのものばかりで私は「ひいっ!!」と叫ばずにはいられなかった。
 
郵便配達員の帽子を被り黒縁メガネをかけ片翼に鞄をかけたもの,翼の上いっぱいに花を咲かせたもの,脚の生えた小さい鶴が翼の上で何羽も駆け回っているものなど様々で,思わずにんまりしてしまう微笑ましいものもあったが,たいていは狂っていた。
 
翼の上に電信柱が2本生えており,電線に小さなカラスがとまっているものもあって,「これを作った人物の頭の中は一体ドゥなっているのだろう?」と考えてしまいそうなものばかりだった。
 
あまりにウケたので,本当は写真を撮ってここに載せたかったのだが,あそこまでゆくと,自分の作ったものでもないのに気軽にブログに載せるのはためらわれた。
 
立派な作品,知的財産だと思ったので…!!
 
スーザン,インスタグラムか何かやればいいのに…!!
 
でも, ああいうSNSの利用には年齢制限があるんだっけ?中学生はダメなのかな?
 
出来上がったケーキはこれ。
 
 
小6でこれだけのクォリティのものを作れたら立派だと思う。
 
夕食の後,みんなで美味しく食べた。
 
みかんは居間で一番高い場所から我々を俯瞰。
 
 
実はみかん氏,先月ここで寝ているときに,下にあるテレビの上にボテッ!!と落下したのだった。
 
ケガはなかったが相当ショックだったらしく,しばらくボー然としていたという。
 
それ以来本棚の天板の上には登らなくなったのに,その晩は久しぶりに登ったのだとか。
 
 
こちらはカッツが未だに現役でひどい目に遭わせ続けている黒みぃちゃんと白みぃちゃん。
 
鶴アートを片付けにスーザンの部屋に入ったとき,隣のカッツの部屋の中が見えたのだが,机の上には黒みぃちゃんと白みぃちゃんが並んで飾ってあった。
 
なぜかケーキを食べるときに2階から「いっしょにー」と云って持って来たのである(笑)。
 
カッツがこの子たちとずっと一緒にいてくれて,オバチャンは嬉しかったよ。
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13日の金曜日は珍しく映画鑑賞のない休日だったため,日帰りで実家に帰った。
 
最近月1ペースで帰れなくなってきている。
 
まあ,映画館通いばかりしているからなのだが。
 
なるべく公開された週にドンドコドンドコ観ることにしているせいか,ごくたまに何も観たい映画のない休日というものがある。
 
そういう日が確定したら実家に帰ろうと決めていた。
 
そうでなくても,先月『殺ドラ』でテキトーに選んで買った某牛ブランドの石鹸を風呂場で使った際に,実家の風呂場に置いてある石鹸と同じ匂いだと判り,その匂いで無性にホームシックになってしまったためである(←意外と弱い)。
 
ただ…例のアレのため,小学校が休校中のスーザンとカッツがドゥしているのかが気になった。
 
メールで状況を訊いてみたところ,実家も空気を読まずいつも通りに過ごしているという(笑)。
 
騒いだところでドゥにもならない,変に神経質にならず,不要な外出はしない,外やトイレに行った後に手洗い・うがいをしなかったら市中引き回しのうえ打ち首獄門…というレベルの注意しかせず普段通りにしているので,私が帰っても大丈夫…という返事であった。
 
日帰りではあるが,スーザンに誕生日プレゼントを渡したかったので,いそいそと実家に向かったよ。
 
スーザンは4月から中学生。
 
小学校の卒業式は在校生なしの,卒業生と父兄のみで行われるそうな。淋しいのぅ…
 
カッツは勉強などまったくせずに(笑)ゲーム三昧と聞き,さぞかし退屈しストレスを溜めているのではないか…と心配だった。
 
普段風邪でもなければマスクなんぞしないのだが,バスに乗るのでマスクド状態で部屋を出る。

万が一外でもらった菌を,大切な両親(高齢だから)と子供たちに伝染したくないから。
 
脳内有線でアリスの『チャンピオン』を再生しつつバスに揺られ,何となく気力が漲っていたので山道を歩いて帰った。
 
みんな本当に元気でいつも通りだったので,安心した。
 
特に元気だったのはやはりカッツ。
 
最近鍛えているんだとかで,やたらと上腕を見せつけてきたり,シャドーボクシングをして見せてくれたり。
 
 
これは寝ているみかんにちょっかいを出しているところなのだが,妙に腕が逞しい。

見せてくれたのだが,地味に腹筋もうっすら割れていた(!!)。

何かあったのか!?

昔私が『あしたのジョー』や『空手バカ一代』を読んだときのように,何かに影響を受けたのだろうか?
 
みかんは先月,お気に入りの場所である居間の本棚の天板の上で寝ているとき,思いっ切り下にあるテレビの上に落下したのだった。
 
ケガをした訳ではないのだが,ショックでしばらくボー然としていたという。
 
 
みかんのドアップ。
 
寝起きの割には凛々しいよぉ。
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世の中,例のアレで全国各地大変なことになっているが,不思議と実感が少ない。

1月にはあれだけ職場にガハゲへ咳をする迷惑な奴らが多かったのに,今では咳なんてしようものなら白い眼で見られるとでも思っているのか,静かなもんである。

幸い周りに罹患者もおらず,毎日しっかり睡眠だけはとっているせいか体調は良い。

1月にしつこい風邪を引いておいたのがよかったのかもしれない(笑)。

都会に住んではいるが,乗り物に乗らなくても通える職場…というのが利点と云えるだろう。

元々,不特定多数の人間が使ったり触ったりする物には絶対に素手で触らないようにしており,誰かと何かを共有することも大嫌いなので.職場でも固定専用席やロッカーを使用している。

手を洗ってハンドクリームを塗るのがもはや趣味のようなものでアホみたいに手を洗うせいか,今のところ何かの菌に侵されてはいないようだ。

前から常に思っていることなのだが,トイレの後や外から帰った後にガッツリ手洗いやうがいをしていれば.そんなに風邪も引かないものだが。

職場や外出先でトイレの後,手をロクに洗わない奴がめちゃくちゃ多いから,その度呆れると同時に,やはり吊革や押しボタン類,ドアノブや手すりなど絶対に素手で触るものか…と決意を新たにするのである。

だから,私はいつも通り。

映画館にも観たい映画があれば迷わずGO竜馬(但し,マスクド状態で)。

今のところ観たいものは全て公開日から1週間以内に鑑賞出来ている。

こんな私が万が一罹患したら…ということも考えないでは,ない。

言いたいことややりたいことは我慢せず,欲しいものがあれば買う。

大切な人と喧嘩をしたら遺恨を残さないようすぐ謝って仲直りする…などのことを気をつけ,後悔なく死んでゆけるようにしようと思っている。

何というのか…あまり騒ぎたくないのだ。

…という訳で,1~2月の間に観た映画のタイトル一覧でつ。

1.燃えよスーリヤ!!
2.ボーダー~二つの世界
3.残された者~北の極地
4.ロング・ショット~僕と彼女のありえない恋
5.ティーンスピリット
6.フォードvsフェラーリ
7.パラサイト~半地下の家族
8.マザーレス・ブルックリン
9.ペット・セメタリー
10.リチャード・ジュエル
11.去年マリエンバードで
12.ジョジョ・ラビット
13.フィッシャーマンズ・ソング~コーンウォールから愛をこめて
14.テリー・ギリアムのドン・キホーテ
15.台湾, 街かどの人形劇
16.9人の翻訳家~囚われたベストセラー
17.少女は夜明けに夢を見る
18.ジョン・デロリアン
19.エクストリーム・ジョブ
20.冬時間のパリ(2回)
21.ナイブズ・アウト~名探偵と刃の館の秘密
22.男と女~人生最良の日々
23.犬鳴村
24.私のちいさなお葬式
25.グッドライアー~偽りのゲーム
26.完璧な他人
27.ロニートとエスティ~彼女たちの選択
28.グリンゴ~最強の悪運男
29.1917~命をかけた伝令
30.ハスラーズ(2回)
31.アイリッシュマン
32.サイゴン・クチュール
33.チャーリーズ・エンジェル
34.スキャンダル
35.ミッドサマー(2回)
36.37セカンズ
37.マリッジ・ストーリー
38.黒い司法~0%からの奇跡
39.スケアリーストーリーズ~怖い本

そういえば,『サッポロファクトリー』が2.29~3.1と臨時休館したため,ユナイテッドシネマも休業したのだが,私は27日にバリバリ2度目の『ミッドサマー』と『ハスラーズ』を観に行っていたのだった。

巷で話題の『ミッドサマー』…あまりにも白昼堂々と残酷で,「怖い」と思う気にさえならなかった(笑)。

何と云ってもアリ・アスター監督の恐怖描写は斬新で,オリジナリティーに溢れているのがいいね。

背中から解体される登場人物がいるのだが,肺を取り出し,背中の肉をまるで鳥の翼のように広げた状態で鶏小屋の天井から吊るされる。

両目には花を刺し,肉を広げた背中の上には肺を陳列。

鶏がちびちびと肉をついばむシーンがあり,「あっ,鳥葬だ!!」と嬉しくなってしまった。

色々詳しく書きたいのだが,まるで嬉しくないセックスシーン,そのセックスの後,ち○こを押さえながら全裸で走っていたお兄やんが熊のかぶりものを被せられて燃やされる(観てない人には「何のこっちゃ」だと思う)…ここが最高だった。

あまりに画面画面の情報量が多い映画のため,あちこち確認したくて, 下手したら3度目の鑑賞に出掛けたいくらいである。

そして,公開前からサウンドトラックまで購入していたというね。

美しくも不穏な音楽にやられ,鑑賞後はどのシーンでかかっていた曲か思い出しニヤニヤする…という実にしやわせな時間を過ごしている。

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