美香輔の躍動・発狂・せれなーで

五十肩が痛い。

肩というより,右上腕が痛いの。右を向いて眠れないくらい。

痛み止めの『リリカ』を飲んでも何か,あんまり効いてない気がする…

眠っていても２～３回目が覚め,ただでさえ睡眠時間が多い方じゃないから慢性的に眠い。

せっかく２時間もある会社の休憩ちうも,半分以上眠って過ごすことが多くなった。

そういえば,机に顔を伏せて眠るときも左を向いてだと右肩・腕が痛くて眠れないのだ(涙)。

１ヶ月分の薬を２ヶ月半以上もたせてきたが,もう薬もなくなり,別の場所まであちこち痛くなってきた。

今朝はとうとう耐えられなくなり,巷でよく聞くブロック注射なるものを射ってもらえないか尋ねるため,会社の帰りに行きつけの整形外科にGO竜馬。

だが,まずは薬を毎日きちんきちんと飲んで様子を見るよう言われ,ブロック注射は効き目が持続しないし根本的な解決にはならないので,牽引療法(私は『首吊り』と呼んでいる)のリハビリに通うことを勧められた。

腰かけて,顔にベルトをかけ,機械に首を引っ張ってもらうものなのだが,根気よく続けなくてはならないらしい。

まずは８kgの負荷をかけて引っ張ってもらったのだが,もっとグイグイ負荷をかけてもらいたいくらいだった。

なかなか気持がいい(笑)。

服や靴を脱いだりしなくても出来,10分で済むので,これから週２～３回通ってみることにした。

薬も不定期に様子を見ながらではなく,毎日飲もう。

そんな訳で,今もハゲそうに眠いです。

今月ちうには新根室プロレス三吉神社大会の備忘録を全て書いてしまいたかったのに。

更新がカタツムリ並みですいませんっ。

さあ,最後に登場したのはやはりこの人。



セクシー・ファンタジスタ,根室のビンス・マクマホン…

３年前の『第２回北海道アマチュアプロレスサミット』で引退した,サムソン宮本…!!



地元の英雄を皆が大歓声で迎える。

選手としては３年前に引退したが,その後は新根室プロレスの会長として放送席で解説をしたりテレビに出たりしていた。



さて,颯爽と入場するも,この夜もやっぱりトップロープとセカンドロープに足を引っ掛けてズッコケる。

いいのだ…なぜって,それがサムソン・リングインなんだから…!!



勢いよく,白いガウンを脱ぎ捨てる。



やっぱり乳首が３Ｄ…!!

「お姉様助けてー!!」



妹のピンチ…!!とばかりに,ねね様が助けに入る。

えええ…?!ねね様,"乙女の日"でドクターストップかかってたんじゃないんですか(笑)?!

…と言いたくなったがまあ,固いことは抜きにして。

ねね様がセカンドロープをくぐって介入,OSSANタイガーにキック。

そして,姉妹で合体ブレーンバスター。



さらにねね様が蹴りを入れ押さえている間に,はるか様は渾身の鞭をふるう。



そうして完全に抵抗する気力を奪っておいて,ご覧のように２人がかりでカバーに入り,カウント３。



(う,嘘やああぁ…)

OSSANタイガー,これで３連敗である。

だが,信じられないながらも,どこかタイガーは恍惚とした表情に見えた。

手に手を取り合って喜ぶ姉妹｡

勝ち名乗りを受けた後も,ねね様とはるか様は交互にOSSANタイガーに蹴りを入れてから,意気揚々とリングを下りて行くのであった。

いやぁ…実に,いいもの見せてもらいましたわ｡

やはりこういうセクシー系の女子選手がいると,華やかになっていいなあ｡

私は,はるか様の｢お姉様助けて｣でご飯３杯は食べられるくらい,シビレたもんね｡

さあ,いよいよ最後の選手が登場だ…!!

私の前ではOSSANタイガーなど子猫も同然よ!!…とばかりに,華麗に鞭をふるうはるかちゃん。

いや,はるか様と呼んだ方がいいだろう。



優雅な足取りで間合いを取り,OSSANタイガーをビシバシぶっ叩く。

OSSANタイガーがいやに無抵抗な気がしたのだが…

もしや,はるか様の鞭を受けるうちにＭに開眼したのだろうか。

(そ…それは…それで)

ひたすら耐えるOSSANタイガー。

はるか様はそんなタイガーの首に鞭を巻きつけるとグイグイ絞め上げ,今度はそのまま首投げ。

尻餅をついたタイガーに,今度は次々とヒップアタックを見舞う。

やっぱり無抵抗なOSSANタイガー(笑)。



タイガーをコーナーに振ったはるか様は,今度は串刺し式のヒップアタック。

(嗚呼…か,代われるものなら代わりたい…っっ…!!)

そう思いながらOSSANタイガーの姿を見守っていた男性は,たくさんいたのではないだろうか。



はるか様は,しなやかな指で観客を差してアピールしながら,「ブレーンバスター!!」と予告。



だが,なかなか持ち上げられず,しばらく争っていたが反対に持ち上げられてしまう。

「お姉様…助けて…!!」

はるか様の声が,ねね様を呼んだ。

ミイラと爺さんに立て続けに黒星を喫してしまったOSSANタイガーが悔しがる間もなく,10番目の選手が登場。

３年前からリングを去っていた"セクシー・エンジェル"ねね様だった…!!

テーマ曲が鳴り出すや否や色めき立つ男性客たちからの熱烈な歓迎を受け入場,リングに立つ。



まずはマイクを持ち,ご挨拶。

「皆さん…お久しぶりです。私のこと覚えてる人,いますか…？だいぶ大きくなっちゃってごめんなさい…」

相変わらず可愛らしい口調だった。

恥ずかしそうにしていたが,少々ふくよかにはなっても,ねね様は充分に魅力的。

さらに,言葉をついで,
「試合なんですけど…今日は"乙女の日"ということでドクターストップがかかってしまって,私は出られないので…代わりに妹を呼びました」

"乙女の日"でドクターストップって(笑)…

そういえば,ねね様は2012年の『第１回北海道アマチュアプロレスサミット』のメイン登場時にも確か,「月に１度の腹痛」で選手としてではなくレフェリーとして試合に出たんだっけ。

遠い記憶が蘇って来た(笑)。



だが,そのとき…!!

ねね様に呼ばれて登場した,"妹"はるかちゃんの美しさといったら…!!



はるかちゃんは去年の三吉神社大会でリングアナウンサーとしてデビューし,今年７月22日の鶴居村大会では選手としてもデビューしたのである。

全国女子ヒップファイトの元チャンピオン。

今では"ヒップ・クイーン"の呼び名も高い美女である。

黒髪,天を突く目尻の赤い睫毛,スタイル抜群の女王様。



鞭を構えて臨戦態勢である。カ…カッコいい…!!



OSSANタイガーはこんな美女相手に本気で闘えるのか…?!

「ジジィ,頑張れ!!」「頑張れ!!」の声援が飛ぶ中,ヨタヨタとレフェリーから起こされたジジー・スヌーカ。



杖をよこしなさいと言われて,猛烈に反抗。

OSSANタイガーも「凶器だからダメだ」と言い聞かせるが,杖は体の一部だと主張しているのだった。

レフェリーの脚にしがみついてまで取り返した杖で,ジジーはタイガーの腹をど突く…!!



かと思うと足を払い,杖を掴んだタイガーをロープに振って巻き投げ。

華麗な杖さばきである。



杖を手離してからもトップロープに登り,この後スイング式DDT。

ヨボヨボと間合いを取ったジジーの体が弧を描く…!!



電光石火のラ・マヒストラルが決まり,何とOSSANタイガー,２度目の黒星となってしまった…!!

ジジー,凄え!!



…と思いきや,興奮し過ぎたためか倒れたジジーをレフェリーとヘルパーさんとで心臓マッサージ。

何とか一命を取り止めたジジーは,入場してきたときと同じようにヘルパーさんの背中におぶさって退場して行った。