何だかよく眠った気がする。
この何日間か悩まされていたしつっこい腹痛がないことに気づく。
お尻の奥の痛みもなし。
やっぱ3ヶ月以上ノーステロイドでやってきての投与だからか・・・怖いくらいに効く・・・?
帰って来てから、いや、病院にいるときから結構水分(だって・・・すごく喉が乾いて・・・)摂ってるのに、あのギリギリ・・・という腹痛がないのだ。
今もリンゴジュースをコップに1杯飲んだけど・・・何ともない。
嬉しい・・・!!
先回の記事に、俺の敬愛するマグニチュード松山兄さんがコメントをして下さったのによると、入院病棟は男部屋にも男部屋なりのうっとうしさがあるらしい。
そうなんだろうなあ・・・。でも、女性の病室はねぇ、とにかくのべつまくなしにうるっさいんですわ。自分の部屋ばかりか他の病室にまで出張って行くのもいるもん。
あの中で耳栓をして円華ちゎんのことばかり考えるようにしているのは至難の技だった。
ボケているのか間違ったのか、隣の部屋の爺さんが深夜トイレの帰りに、俺の病室奥の女の子のベッドに突進し「違いますよっ!!」とたしなめられる・・・という事件があった。
きっと爺さんのベッドは隣の病室の同じ位置にあったのだろう。さぞかし間違えられた女の子はトラウマになったに違いない。
俺も、退院間際に2晩続けて、多分隣の男部屋のだと思うが、20歳前後の青年にベッドを間違えられたことがある。
俺は眠れずDSをやっていた。近づいてくる足音に気付き「これは看護士じゃないな・・・」とすぐにピンと来て身構えた。
するとカーテンを開けてきたのは、全く見も知らないあんちゃん。
起きてる俺と目が合い、すっかり眠気が覚めたか「すいませんでしたっっ!!」と謝ってカーテンを閉めて去って行ったが、そんなにデカい声で謝らなくていいって・・・。
その翌晩だったか、一晩おいてかは忘れたが、そのあんちゃん、またやらかしたのだ・・・。
俺はもう足音で十中八九、奴ではないかと踏んでいたので、カーテンを開けられたとき、DSから顔も上げずに「いらっしゃい」と言った。
あんちゃんは今度は無言でカーテンを閉めて逃げ去った。
そうとうあの病棟のつくりは部屋を間違えやすいように出来ているらしい。昼はいいが、暗い夜だと目印の折り紙細工(各病室の入り口に飾ってある)なんか役に立たんもんなぁ・・・。
あんちゃんもまさか「いらっしゃい」と言われるなどとは夢にも思わなかっただろう。きっとトラウマになったに違いない。
2件中 1~2件目を表示
1