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バルコニーに勢揃いするSTARDOMの皆さんのそばを通って入場する高木 三四郎社長だが、先日後楽園ホールで社長から３カウント奪っているマイケルはむやみと自信に溢れた表情をしていたのが印象的だった。
だが、「デスマッチ」ったって・・・何か凶器を持ち込む訳でもない。
鶴見 亜門GMによると、最近マイケルが脇澤 美穂選手から伝授された「ベノムアーム(アイアンクローみたいなもん)」をさらに進化させた「アルティメット・ベノムアーム」を使う気でいるらしいということ。
己の脱いだアンダータイツを手に巻きつけた状態でのベノムアームということだが、余程の変態じゃない限り、食らったら確かに死にたくなるかもしれない。
ある意味デスマッチといえるかも・・・と思った。
場外にも闘いの場は及んだ。高木社長は机を持ち出してマイケルを横たえダイブしての大暴れ。
机は見事に真っ二つ。
マイケルを引き回してバルコニーまで昇って行き、衝立ての奥に姿は隠れてしまう。
何やら争っている気配はするものの姿は見えず、客席にも不満げな空気が。
だが、鶴見GMの、
「見えないのは私たちも一緒です」
という一言で簡単に片付けられてしまい(笑)、そうこうするうちに高木社長がボウリングの球を携えて戻って来た。
マイケルを客席に叩きつけておいて、その股間目がけて投球するという恐ろしいことを!!
逃げるマイケル。
リングに戻されても画像のようにロープに開脚状態ではりつけに。
そこを目がけてまた投球する社長。
だが、マイケルも「熱くなってき」てタイツを下げる。
高木社長に肩車され、顔面攻撃、そして背後からの金的。
器用にアンダータイツだけを脱ぎ、右手に装着。
アルティメット・ベノムアームを繰り出すも、スカされ逆にゆずポンキックを浴びてしまう。
だが、バックを取ったマイケルは社長の右手首を掴んで正面を向かせると、
「ベノムメーカー!!」
と技名を叫んでくれてから、アンダータイツを装着した右手をがっぷりと社長の顔面に食い込ませて倒したのだった。
何と、アレで３カウント奪取!!
またマイケルが勝った!!
だが、試合終了後にアルティメット・ベノムアームをきめようと社長に向かってゆくも、右手を捕らえられ手刀を食らう。
反対に己の脱ぎたてのアンダータイツを丸めて口の中にツッ込まれてしまう・・・というひどいことに。
結局、両者共にひどいことが起こっておしまい・・・という試合であった。
で、休憩前までかなりの長きに渡り、マイケルは倒れたまま放置されてましたとさ。
