昨日書こうと思ったことなのだが。
おととい,出勤するなり大爆笑。
うちのブースは毎月初めにオペレーターがB5版サイズの用紙に,最低でも3色のマジックや色鉛筆を使って「今月の目標・抱負」というのを書かされる。
それをブース内の壁に貼り出されるのだ。
そんな時間があれば自主研修,清掃や整理整頓などの別の有意義なことに使えばいいと思うのだが。
俺はこういうことに時間を使いたくないし,目標や抱負なんて毎月「必ず1位になる」ということしかないから書く必要がない,と頑と拒否し,提出しないでいたら上席たちも何も言わないので毎月無提出を決め込んでいる。
電話を取るのが仕事なのに,毎月こんな小学生の図工みたいなことなどアホらしくてしてられるかと。
ところで,用紙の右下には拳大の大きさで会社のマスコットキャラである『ヘナちょん(仮名)』が印刷されているのだが,好きに色をつけたりいたずら描きのように手を加えてよいことになっている。
おととい出勤してきた俺にリーダーのキリンが,
「これ,見て下さいよ」
と1枚の用紙を持って来た。
ヘナちょんが磔にされ,身体中に切れ込みを入れられて禿鷹やカラスと思われる鳥たちについばまれている,稚拙ながらもおどろおどろしいタッチの,墨絵のような色使いの描き込みが!!
ヘナちょんの片方の眼球はこぼれ落ちており,身体のあちこちからは骨も見え隠れしているのだった。
片隅には蟹も何匹か描かれており,小さく「鳥葬確定・蟹祭」と書いてもあった。
意味不明だったが,なすびも3本描かれていた。
作画は以前俺が心の中で「汚ギャル」とひそかにあだ名をつけていた女の子である。
今はもう,メイクもちゃんとするし髪も洗ってくるようになったから,汚ギャルではないが,彼女は拷問道具マニア(特に『鋼鉄処女』)でコスプレやメタルも好き…という意外なインテリジェンスを持つ。
その為,何度か夜勤を共にしているうちに仲良くなってしまった。
最近彼女は朝から勤務が増えたので,俺とはなかなか会わないのだが,キリンによると,
「この作品を美香輔さんに捧げたい,と言って,力いっぱい描いてましたよ。タイトルは『鳥葬戯画』だそうです」
その場にいたオペレーターたちはすでにそれを見ていたらしく,皆笑顔だった。
それだけ,鳥葬が定着しているのだ。
本当なら写真を撮って掲載したいくらいだが,社名が判ってしまうので(笑)。
それに,ブース内には携帯電話やカメラは持ち込み不可なので撮ることは叶わない。
いやぁ,実に結構な作品であった。
深夜,誰もいないときにまたじっくり鑑賞しようっと。
おととい,出勤するなり大爆笑。
うちのブースは毎月初めにオペレーターがB5版サイズの用紙に,最低でも3色のマジックや色鉛筆を使って「今月の目標・抱負」というのを書かされる。
それをブース内の壁に貼り出されるのだ。
そんな時間があれば自主研修,清掃や整理整頓などの別の有意義なことに使えばいいと思うのだが。
俺はこういうことに時間を使いたくないし,目標や抱負なんて毎月「必ず1位になる」ということしかないから書く必要がない,と頑と拒否し,提出しないでいたら上席たちも何も言わないので毎月無提出を決め込んでいる。
電話を取るのが仕事なのに,毎月こんな小学生の図工みたいなことなどアホらしくてしてられるかと。
ところで,用紙の右下には拳大の大きさで会社のマスコットキャラである『ヘナちょん(仮名)』が印刷されているのだが,好きに色をつけたりいたずら描きのように手を加えてよいことになっている。
おととい出勤してきた俺にリーダーのキリンが,
「これ,見て下さいよ」
と1枚の用紙を持って来た。
ヘナちょんが磔にされ,身体中に切れ込みを入れられて禿鷹やカラスと思われる鳥たちについばまれている,稚拙ながらもおどろおどろしいタッチの,墨絵のような色使いの描き込みが!!
ヘナちょんの片方の眼球はこぼれ落ちており,身体のあちこちからは骨も見え隠れしているのだった。
片隅には蟹も何匹か描かれており,小さく「鳥葬確定・蟹祭」と書いてもあった。
意味不明だったが,なすびも3本描かれていた。
作画は以前俺が心の中で「汚ギャル」とひそかにあだ名をつけていた女の子である。
今はもう,メイクもちゃんとするし髪も洗ってくるようになったから,汚ギャルではないが,彼女は拷問道具マニア(特に『鋼鉄処女』)でコスプレやメタルも好き…という意外なインテリジェンスを持つ。
その為,何度か夜勤を共にしているうちに仲良くなってしまった。
最近彼女は朝から勤務が増えたので,俺とはなかなか会わないのだが,キリンによると,
「この作品を美香輔さんに捧げたい,と言って,力いっぱい描いてましたよ。タイトルは『鳥葬戯画』だそうです」
その場にいたオペレーターたちはすでにそれを見ていたらしく,皆笑顔だった。
それだけ,鳥葬が定着しているのだ。
本当なら写真を撮って掲載したいくらいだが,社名が判ってしまうので(笑)。
それに,ブース内には携帯電話やカメラは持ち込み不可なので撮ることは叶わない。
いやぁ,実に結構な作品であった。
深夜,誰もいないときにまたじっくり鑑賞しようっと。