会場の大・大砂コールに迎えられて,花道に控えめに登場したのは大砂 厚。
10番勝負のトップバッターとして札幌に衝撃的な登場を果たし,一瞬にして皆の心を掴んでしまった彼は,再びサードロープの下からリングイン。
マイクを持って,話し始める。
スイッチは入っていたが,地声が小さい(笑)。
だが,解説席に言われてこのときはかなりはっきりと,元気よく,
「オイ!!サムソン,よく聞け!!」
そして最後もやっぱり,
「…お疲れさんよぉ!!」
で締め括り,会場中の大声援の中を去って行った。
最後まで優しい人だった。
新根室プロレスにはFUMIYAやオコーナーなど,サムソン宮本の次代のスターが何人も待ち構えている訳だが,登場とマイクだけでここまで会場が沸く選手がいるだろうか。
サミットが終わって1ヶ月経った現在も彼は,我々関係者の間では「すなちゃん」「すなっしー」「スナトロイヤー」などの(勝手な)愛称で親しまれている。
次に彼を札幌に迎えられるのは『四番街祭り』…?
野外のリングなら電流爆破デスマッチも可能かも…
その夢はいったん置いといて,最後の最後は何だか砂さんに「持って行かれた」感がなきにしもあらずだったが,恒例の胴上げとなった。
で,お約束通りに落とされる(笑)。
『Wild Thing』の鳴り響く中,サムソンさんは気前よく根室の三吉神社大会の模様を収録したDVDをばらまいた。
あれをもらえた人,本当にラッキーですよ…!!
大砂選手や永田選手の初登場が収録されてるんだから!!
俺,ホントに長時間車に揺られてでも観に行ってよかったもん!!
その後はファンとの記念撮影に次々応じる。
俺も撮りたかったけど,携帯の電池が羅生門戦の終盤(雪崩式サムソンドライバー直前)で切れてしまったから,泣く泣く断念。
指をくわえながらちびっこファンを恨めしく(大げさ)見守るしかなかった。
根室の子供たちの間では,ズボンの前を引っ張って広げて手招きし,手招きされたノリのいい子供が頭を突っ込む…という,『サムソンドライバーごっこ』がふつうに行われている(ウソ,でも半分ホント)。
今後札幌でも,白石区を発信源としてじわじわとその遊びが日常の光景として認識されるようになるに違いないのであった。
サムソン宮本…永遠に。
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2013年12月06日 09:30 |
by- on 2013年12月6日 @12時10分
by美香輔 on 2013年12月6日 @12時27分
まだまだ砂さんのショットがありますので,小出しにします!!