先月、俺の高嶺の華であり、愛しの姫君である円華ちゎんの唇を味わったばかりか、あまつさえ手に手を取り合って1輪の紫のバラを持ちながらツーショット写真を撮影する・・・という、あまりにも俺の恋心を踏み躙るような行為をしでかした男がいた。
その男の名は遠藤 マメ・・・!!
彼には岡林 裕二という、立派(文字通り、ホントに立派としか言い様がない)な「紫のバラのひと」がいるにも関わらず、俺が「紫のバラのひと」になりたいと願い努力している対象である円華ちゎんを試合中とはいえ弄び執拗に追い回し、甘言によって惑わせたか目から光線でも出したかで、円華ちゎんの方から唇を奪いにかかるように仕向けたのだ。
今でもあのニュースを知ったときの、胸が張り裂けそうな気持は忘れられない。
別に俺はチュウ自体が悪いと言っているのではない。何も、紫のバラを一緒に持って写ることはないだろう、という話なのである。
娘の愛さんも、
「紫のバラは・・・いくら何でもやり過ぎだと思いました」
と、俺の嫉妬心に真面目に共鳴してくれた。
マイスポのくろねこさんも、俺がリベンジをするのを応援したいという気持からか、本当は「目印代わりに赤いバラを1輪買って手に持って行こう」と思って花屋におもむくと紫のバラがおいてあったので、「これはもう、運命だと思って買った」とのこと。
だから、本当はくろねこさんからもらったあのラベンダー色のバラをテイセンホールに持って行き、それを岡林選手と2人で手にし、可能な限りイチャイチャしながらツーショット写真を撮ろうと画策していたのである。
だが、ロクでもないことはやはり神様が許さなかったのか、20時間ほどでバラはしおれてしまい、とてもテイセンに持参出来る状態ではなくなってしまった。
あの威風堂々、泰然自若とした立派な岡ぴ(勝手に呼んでる)を、己の下らない嫉妬心からのあてつけに協力させるようなことをお願いするなんてとても無理だった。
「ドゥか、何も尋ねずにこのバラを一緒に手に持ち、これ以上ないってくらいに俺とイチャイチャしてもらえますか」
そう勇気をふり絞ってお願いしたとて、岡ぴにあの厳格な顔で、
「・・・それは、一体何の罰ゲームですか?」
なんて言われかねない。そんなのショックだし、悲しい。
だが、突然紫のバラを持って現れた、訳の解らない男オンナのオバチャンに訳の解らない気持悪いお願いをされた、ということは岡ぴにとって忘れたくて仕方のない記憶となり、札幌の地を踏みしめる度にその気色の悪い思い出が蘇るからというので、程もなく「岡林 裕二、大日本の北海道ツアーは今後一切欠場」などということにならないとも限らないのだ。
それを思うと、やっぱり余計なことは言わずに、「単に好きだから一緒に写して下さい」が一番いいということになり、画像のツーショットとなった。
今まで俺の行ったたいていの札幌の興行で、岡林選手は盲導犬と共に募金箱を手に客席を廻りに来た。
あの目で「募金、お願いします」と言われたら、イヤといえない。ていうか断ることなど考えもつかない。
あと20年俺が若かったら、
「体で払っていいですか」
と言ってしまいそうだ(決定的に岡ぴは札幌には来なくなるだろう!!)。
それほど岡ぴはカッコいいし、シビレる。だからリベンジがドゥのではなく、フツーに大好き。
いざお願いしたときにはもう、リベンジのことなどドゥでもよくなってきた。
だってホントに間近で見る岡林選手はカッコよくて、ダム大放出だったんだも〜〜〜ん♪
たった一瞬とはいえこんな、上記のような大容量のことを頭の中にめぐらしていました。すいませんでした。